(照ノ富士1041日ぶりに幕内勝利 おめでとう!よかったね~)
八ヶ岳南麓大泉の我が家の庭で、マムシと思しきヘビに初めて遭遇したのが昨年5月のこと(その時の記事は → ここ )
その後とんと出くわさなかったのだが、今年はすでに2度目撃している。
つい先日、久しぶりに堆肥箱の蓋を開けてオッたまげた。なんとそこにはシマヘビの子供がとぐろを巻いていたのである。
(ストライプが入っているのでおそらくシマヘビだ)
もっと拡大して撮ろうとスマホをいじっているうちにシマヘビは逐電してしまった。1か月ほど前に見かけたヤツもこれに似ていたから、同一人物(正確には同一ヘビ)か兄弟かもしれない。
八ヶ岳南麓で暮らすようになって5年、この間に目撃したヘビは3種類5件になった。
マムシ×2(庭と近くの小川沿い)
ヤマカガシ(小川沿いの道で轢かれていた)
シマヘビ×2(庭)
このうちマムシとヤマカガシは毒蛇である。
ヤマカガシは胴体に赤い迷彩服状の模様があるのですぐ分かる。赤い色が入ったヘビを見たらヤマカガシだと思えばよい。
マムシはちょっと地味な、ルイヴィトンのモノグラムのような紋様がある。
(マムシはもうちょっとボンヤリした銭形紋で体の色がもっと薄い)
ところが調べてみると、アオダイショウの子供にもマムシと瓜二つの紋様があるというではないか。
ダーウィンの進化論的に言うと擬態というやつで、何万年か何十万年前にアオダイショウの中にマムシに似た紋様を持った変異種が現れ、そっちの方が外敵に襲われることが少ないものだからやがてその子孫のみが生き延びることになったのだろう。ことによると去年庭で見たマムシはアオダイショウの子供だったのかもしれない。
両者の見分け方は、
・ マムシは顔が三角形、アオダイショウは楕円形
・ マムシの方がずんぐりむっくりしていて、アオダイショウは細くて小さい(子供だからね)
というのだが、「う~む、こいつはどっちだろう」などと観察しているとそれこそ藪蛇になりかねない。ルイヴィトンを見たら逃げればいいのだ。
(毒蝮三太夫(84歳)と青大将こと田中邦衛(87歳)顔の形は青大将の方がマムシに近い)
なお、大泉「森の診療所」はマムシの血清は置いていないとのこと(大泉診療所は未確認)。
万が一ヘビに咬まれた時は、あらかじめ「ポイズンリムーバー(毒液の吸引器)」を常備しておき、救急車がかけつけるまでの間は自助努力に頼るしかなさそうだ。