八ヶ岳南麓大泉の良店「カーティスクリーク」で解散した一行だが、そこは囲碁好きの面々、
「もう少しウチでやろうか」のCさんの一言で一部メンバーは得たりとばかりCさん宅へと向かった。
Cさんは大泉の人外魔境で長いことヒキコモリ生活を続けていて、半分野人化しているらしい。
ジビエ料理で名高い「仙人小屋」、
7年連続ミシュラン3つ星に輝いた名店「青山えさき」のオーナーが始めた「八ヶ岳えさき」、
甲斐大泉駅
とを結んだ三角地帯は「大泉魔のトライアングル」と呼ばれているが、Cさん宅はまさにこのトライアングルの中でも「秘境」と言われる辺りに所在するのである。
(仙人小屋「鹿焼肉定食」 2017年11月撮影 その時の記事は → ここ )
(「八ヶ岳えさき」の名物キンキ煮(犬養裕美子さん「新レストラン名鑑」より)
魚は豊洲市場から半日で届くそうだ 料理はコ-スのみ 18,000円(税サ別)
えさきの様子だけ見に行った時の記事は → ここ )
(甲斐大泉駅 1日の平均乗降客数は55人)
一行を乗せたクルマは緑のジャングルの中を人外魔境目指してひた走る。やがて家もまばらになって
道幅も狭くなっていき、いよいよどん詰まりになった秘境にCさんの家が忽然と現れた。
(5月の慰問時より緑が濃い)
囲碁も好きだが酒も好きな一行は、反省会と称してさっそく乾杯した。
クルマの運転はどうする?
心配ご無用、全員Cさん宅に雑魚寝することにちゃっかり決めているのであった。
(奥山に踏み入るのは鹿ばかり)