志村けんさんが亡くなった。享年70。
志村さんのボードビリアンとしての人生は、18歳の年(1968年)にドリフターズの付き人となったことに始まる。その後1974年に荒井注(故人)の後釜としてドリフの正式メンバーとなり、76年に「東村山音頭」が大ヒット、一躍国民的なスターとなった。
我々の世代にとっては「8時だョ!全員集合」の志村けん、というイメージの志村さんだが、もっと若い世代の方々にとっては「バカ殿」であったり、「天才!志村動物園」の園長だったりするのだろう。
(パン君との交流はよかったなあ)
志村さんの死をもってスラップスティック系ボードビリアンの歴史も幕を閉じることになるのだろう。
ちょっと下品でペーソスがある。
そんな彼の芸がどれだけ素晴らしいものであったかは、共演した女優陣が一緒になって喜んでいることからもうかがえる。
そんな彼のビデオライブラリの中から私が特に気に入っている2作品を紹介させていただきたい。
香坂みゆき「別れ話」
https://www.youtube.com/watch?v=NkmqxKEUrak
空港保安検査
https://www.nicovideo.jp/watch/sm18967392
コロナウィルス禍に警鐘を鳴らしたかのような突然の死。
志村さんのご冥福を心からお祈りします。