先輩が「シルバー人材センター」の剪定教室に行き、現在は植木屋のマネごとをしている、という話に
触発されて、飯田橋の「東京しごとセンター」に行ってみた(きっかけの記事 → ここ)。
(左の茶色い方とガラス張りのとこがしごとセンタービル 右の白いやつはよそのビル)
(テナント群からはなんか利権の匂いが・・・)
(高層ビル棟は昔の長銀ビルみたいに下がえぐれている)
ガラス棟の中に入ってみると、なんじゃこりゃ~!(松田優作風でお願いします)
6階部分まで吹き抜けである。この無意味な巨大空間の冷暖房費に私の税金はどれだけつぎこまれているのだろうか。おそらく私の税金だけでは収まるまい。
(ここまで巨大な吹き抜け空間は民間のビルでも稀有だ)
税金でよくここまで無駄に手の込んだ建物を作れるものだ。
自治体の首長、議員、地方公務員の厚顔無恥さには絶句してしまう。納税者もことあるごとにワーワ-言わないと、この人たちどんどん増長します。
気を取り直してフロアを見渡すと、ありました。「シルバー人材センター」のパンフ。
(各区のセンターのパンフが勢ぞろい)
我が杉並区のパンフを見ると、塗装、剪定、除草なんてのが並んでいる。
その中で目をひいたのが「包丁研ぎ」だ。これは稼ぐ、稼がないの前に覚えておいて損はない。講習は
年に2回行われるようだ。
(ほかにもいろいろありまっせ)
「シルバー人材センター」というのは、「公益財団法人東京しごと財団」が都の委嘱を受けてやっている事業である。
「しごと財団」の理事長は坂巻政一郎さんという方で、例の「豊洲盛り土問題」で減給1か月(白鵬と一緒だ)の処分を食らった都の幹部職員であった。なんだ、こんなとこに天下ってたの?
盛り土問題はそもそもが小池百合子さんの政治ショーで(あくまで私見である)、それで濡れ衣を着せられた坂巻理事長もお気の毒である。とはいえ余生を日当たりのよいビルでヌクヌクするのだから、役人収支としてはまずプラスだろう。気にいらないなら、私と同じように来訪する側に回ればよろしい。
それはともかく、
とりあえず「包丁研ぎ講座」、これでしょう。
さっそくAmazonで砥石を購入した。
2018年度定年生活、少しずつ充実中である。
(「Bear Moo 両面砥石#1000/4000 」 2000円)