幸せの町大泉 その大泉にないものといえば① | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

 

「大泉には、幸せに必要なものはすべてそろっている。 大泉に存在していないものは、もともと幸せには不必要なものだ」とは、とある高名な移住者のアフォリズム(警句)である。

 
 一方、
 「幸せには際限がない。まさに『這えば立て 立てば歩けの親心』である」とは、私のアホリズムである。
 
 実際のところ、生活に困るというものではないが、あるとよりうれしい、というものはいくらでもあるだろう。 そういう目で我が大泉を見ると、「ないもの」が結構あることに気がついた。
 
1.眼科がない
  これは、冗談ぬきで重大な問題ではなかろうか。大泉にない、というだけでなく、北杜市全体をみても
 唯一甲陽病院でに眼科の診察があるのみだ。
    HPによると杉山先生、という方が担当医だが、彼の双肩に10万の瞳(2眼×5万人)が託されている
 のである。先生にはこれまでお目にかかったことはないが、くれぐれも健康にご留意ください。
 
  北杜市の悲惨な状況は改善できるのか。マクロ環境からは難しそうだ。
  なんでも2004年度に施行された「新臨床研修制度」で、医者の卵は眼科研修が必修→任意となり、
 これ以降眼科医のなり手が激減しているらしい。
杉並の家の近くでも2軒の眼科医が廃業した。
  まあ、私のような素人が考えても、おじいちゃん、おばあちゃんに白内障や眼圧の目薬を処方しても 
 大して儲からないように思えるから、経済合理性でしかたのない部分もあるのだろう。
 

(4月にオープンした「森の診療所」 どうしても中を見学したいので老師を無理やり連れていく予定 

 きっとどこか悪いところもあるだろうし)

 

(それまで孤塁を守ってきた「大泉中央診療所」 相当古そうだがいつから診療を続けているのだろうか

近所に処方箋薬局もあった)

 

(堂々たる風格の「ぴかいち歯科医院」 石堂交差点に近いが、住所は高根町だ)


 2.インドカレー(ネパールカレー)がない

   私は何が好きといって、インドカレーと麻婆豆腐がすこぶる好きである。この2品なら朝昼晩、毎日
  毎週でもいい。麻婆豆腐は家でも比較的おいしく作れるが、インドカレーはお手上げだ。どうやっても

  店の味には程遠いので、いきおい食べに行くことになる。

   ところが大泉には、カレーが食べれる店は多いが、インドカレー店がない。北杜市全域を見ると、

  アウトレット内「ティフィン・デ・ココ」、小淵沢「タラ マウンテンスパイス」の2軒があるようだ。

(ティフィン・デ・ココ アウトレット店 ここは訪問済 たしかにインド人風のシェフがいました。 なお、同店は町田に本拠があるカレーチェーン店である アマゾンでも販売している模様)
 
 「タラマウンテンスパイス」は、ネパール料理店である。 HPでメニューを見てたら今すぐにでも行きたく
なってしまった。ご主人がネパール人、奥様は日本人。この組み合わせが一番うまいカレーを作る最強のコンビである。
 「絶品旨辛マトンカレー」 とうがらしマーク×6だって。ふふふ~。
 
 話は変わるが、飯田橋に本拠を構えるネパールカレーの殿堂「SAPANA」(都内に9店舗展開中)のオーナーにネパールカレーとインドカレーの違いを尋ねたところ、
「う~ん、わかりやすい違いはロティ(ネパールの焼きパン)とナンかな。でも日本人ナン好きだから、うちもナンにしてるけどね」とのこと。
 
 つい先日家の近くにネパールカレーの店がオープンした。オーナーはまだ若いネパール人である。
SAPANAで修業したのか、と尋ねると、そうではないがサパナはよく知っているとのこと。
ゆる「サパナはすごいね。9店舗だよ、9店舗。」
若ネ「はい、知ってます。私も成功したい」
ゆる「あのやり手のオーナーが日本に来たネパール人で一番成功したんじゃないかな」
若ネ「違います。あの人、2番」
ゆる「あ~そうなの。上には上がいるんだ」
若ネ「一番成功した人、ネパールの航空会社買収しました。そして日本ネパール直行便飛ばしました。
   でもつぶれました。」
ゆる「・・・・そうなの。まあ頑張ってね」
 なお、SAPANAはここ数年カレー屋から総合アジアンレストランに脱皮中で、そういったコンセプトになった店舗のカレー(水道橋店とか)はひどく不味くなったことをお伝えしておく。
 
 そういうわけで、「タラマウンテンスパイス」もナンではなく、ロティが供されるようだ。
 
 なお、北杜市HPでみると、市内に住んでいるインド人の方は2名、同じくネパール人も2名である。
 おそらくこの4名の方が上記2店でインド・ネパールカレーをこさえていらっしゃるに違いないと思うのだが、ことによるとどこかにもう1軒位あるのかもしれない。
 
 大泉にないもの、まだありそうなので、今回は第1回とする(続く)。
 

 

       

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