最近、愛猫は起きない
以前は私が目覚めると、欠伸をして伸びをして、一緒にベッドを離れたものだ。
最近は、起きない
少したってから様子を見に行くと、どうやって割り出したものだか、
いつもベッドの中央でクカクカ寝ている。
激しくお腹を上下させている。
私に添い寝してては熟睡できなかった、ってことかい
。心で悪たれる私である。
ところが、私がご飯
を食べ始めると、やって来る。
～お、また一人だけ食べようとしてたな～ってな感じ。
「はいはい」
私は席を立って、おかかを与える。
悪しき習慣(私がつけてしまったものだが)は、なかなか直らない。
それを食べた後も、愛猫はじっとり私を見つめたまま動かない。
「今日は、おかわり、なしにしようね、りんちゃん」
やさしく言ってみたところで、なんの効果もなし。
「ふにゃーん」
不満げな鳴き声とともに、前肢が私の膝をつつく。
耐えられず、おかわりを提供する。
食べ終わると愛猫はまたベッドへ戻る。
寝る。
お昼ご飯
の時も、同様におかわりをゲットし、食する。
その後は、ハンモックで寝る。寝る。寝る。
午後３時をまわると、愛猫、目覚める
。
跳んだり
走ったり
、壁を蹴ったり
私に乗ったり
。
朝昼と同様に夕食
を終えると、私に自分を撫ぜろと要求する。
ゴロゴロと至福の形相
を見せながら(これは、かわいい)、いつまでも私へ奉仕を求める。いい加減の頃合いで
「じゃ、りんちゃん、にゃん、お風呂に入ってくるからね」と言うと、我が手
を噛もうとする。
毎度のことなので、私はサッと手を引く。
その時の反抗的な顔！
これが飼い主に見せる飼い猫の顔かいな、ったく
そして私はベッドにはいる。
愛猫、いつの間にか添い寝してくる。これも、かわいい
。
朝がくる
。冒頭へ戻る
。
最近のルーティン。
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