りんちゃんは、にゃんともナイト-コーチング効果


最近、りんちゃんのあまのじゃく度が、急上昇しているアップ

じゃれっこおもちゃで誘いをかけても、そっぽ向いてる。

抱っこしようとすると、もがく暴れる、爪たてる。

写真カメラを撮ろうとすると、

かわいいポーズをすぐやめて、おまけに顔を隠したりする。

愛らしいのは、ご飯やおやつをあげる時だけ。

~なによ、あなたって猫は、食べ物だけが目的なの!?

じゃあ聞くけど、あなたにとって、私ってなに?え?なんなのよっ!

と、ヒステリーくらい起こしたくなる。

ひょっとして、りんちゃんには、もう私に対する愛情なんてないのかもしょぼん

(え、以前はあったの?という質問は受け付けません。)

そして、ついに。

朝目覚めても、そこにりんちゃんの姿はなかった。

ベッドに寄せて置いた、りんちゃん用椅子が虚しくあるだけ。

呼んでみたいが、寝起きで大きな声はでない。

ああ、こうやって、枯れた関係になっていくのかな。

倦怠期の老妻のように、ひとり朝ご飯を食べていると、

すっとぼけた顔をして愛猫登場ネコ足あと

言いたいことは山ほどあったが、

ふと最近受けた『コーチング』セミナーの教えを思い出した。

こういう時、「あなたは××ね!」というのは良くないそうだ。

「私は~」で始めるのがいいらしい。

「りんちゃん」

舌舐めずりしながら、どないした?みたいな上から目線の愛猫。

「今日さー、目が覚めた時、りんちゃんいなくて淋しかったよ」

すると、りんちゃんの表情からふてぶてしさが消えた!

「え?淋しかったの?」という顔になっている。

恐るべし、コーチング。

その後も、えらく神妙な顔をして私の出勤を見送ってくれた。

恐いくらい効果絶大。

今後の期待大いに高まる。

はずれなきゃいいが。


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