前回に続いてバス旅W第3弾の記事です。
スタート地点は愛知県の伊良湖岬、ゴールは長野県の善光寺です。
前回は、豊田市から根羽村に抜けて、飯田や伊那を通るルートを紹介しました。
今更ながら、髙木菜那が所属していた日本電産サンキョーって、本社が長野県の下諏訪町なんですね。
第2弾でたけうちほのかが加わった時も秋田のお婆ちゃんちの話題がありました。
髙木菜那も地元枠で新加入といった形ですね。
【恵那・中山道ルート】
今回は、豊田市の稲武地域から、岐阜県の恵那市へ抜ける中山道ルートを検討してみたいと思います。
今回も、4日とも平日という想定で調べています。
土日を含む場合の検証は、次の記事で書いてみたいと思います。
以下は細かい検討です。
■岩村から早速長距離徒歩
伊良湖から豊鉄バスやコミュニティバスを乗り継いで、1日目の夜にどんぐりの湯周辺に泊まります。
そして翌朝、県境にほど近い押山でバスを乗り継ぎ、恵那市に入ります。押山から岩村駅まで1本で向かうことができます。
路線自体はもう少し先のバロー岩村店まで続いていますが、朝一の便は岩村駅止まりです。
そこから先に通じる路線バスはないので、中津川市の阿木地区コミュニティバスを目指すか、同じ恵那市の小野川線を目指すかになります。
上の行程表では、小野川線への最短経路で東野向島というバス停を目指しています。
阿木地区コミュニティバスで阿木駅から飯沼駅まで行けたら嬉しいなぁという気持ちで阿木駅を目指すとどうなるでしょうか。
阿木駅までは5.6kmあって、徒歩80分ほど。8:30頃の到着です。
しかし、残念ながら、朝の便は飯沼駅→阿木駅の方向です。月・水・金のみの運行ですが、曜日に関係なく使えません。
そこから小野川線に目線を移すと、最寄りのバス停は小野川です。4kmで1時間前後はかかるでしょう。9:45頃に着くと見込まれます。
この路線も本数が少なくて2.5往復しかありません。
11:50に来る東鉄恵那車庫行きに乗ることになり、上の行程表と同じになります。
2時間程度の待ち時間がありますが、レストランはおろか、商店の類も周りにはありません…
■東鉄恵那車庫から中山道へ
東鉄恵那車庫には12:00着。
そこから北恵那交通で中津川駅、馬籠と繋ぐと、南木曽町のコミュニティバスでさらに南木曽駅まで進めます。
このあたりからは太川・蛭子の初代バス旅コンビも、第12弾の松阪→松本城の回で使っていました。大変スムーズな乗り継ぎです。
待ち時間を考えると、昼食は馬籠でしょうか。
宿場町として有名で、食べ物には困らなそうです。
確か、太川・蛭子コンビもここで観光してましたかね。
南木曽からバスが繋がらず、徒歩でフォレスパ木曽に向かってそこに泊まり、翌朝フォレスパからバスに乗るというのも第12弾と同じ流れになります。
ただ、今回は木曽福島駅に行き、木曽駒入口、巴淵と午前中に乗り継げます。
第12弾の時にはあった神谷橋まで行くバスはなくなっていて、手前の巴淵に9:54に着いてから9.3kmの徒歩です。
2時間以上かかると思いますが、権兵衛橋からのバスは14:10までないので、ここで昼食を取ることができます。
この辺りは中山道の宿場町として栄えていた奈良井宿の集落なので、カフェもあるし、そば屋もあるし、食事には困らないでしょう。
■塩尻以降は再び根羽ルートと同じに
塩尻には15:20の到着です。
塩尻から松本市内の倉村に行ける便は15:10発なので、ここから先は大宮八幡に向かう根羽ルートと同じ経路を辿ることになります。
こちらも前の記事をご参照ください。
そんなわけで、2つめのルートも検証を終わりにします。
徒歩距離は35km少々といったところでしょうか。
バス旅Z以降のシリーズでは平均的な距離なので、許容範囲内?
次の記事では、この2つのルートについて、「土日を含んだら?」という検証もしてみたいと思います。

