ネタバレ感想 モータルコンバット | 玉と蝋石の雑種

玉と蝋石の雑種

映画ゲーム海外ドラマ周りの話を備忘録的に書いています。

 TODAY'S モータルコンバット


※今回はあんまり褒めてないのでこの作品が大好きな人は読まないほうがいいかも



原題 Mortal Kombat
製作年 2021年
製作国 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間 110分
映倫区分 R15+

[キャスト]
ルイス・タン(コール・ヤング)
ジェシカ・マクナミー(ソニア・ブレイド)
ジョシュ・ローソン(カノウ)
浅野忠信(ライデン)
メカッド・ブルックス(ジャックス)
ルディ・リン(リュウ・カン)
チン・ハン(シャン・ツン)
ジョー・タスリム(ビーハン/サブ・ゼロ)
真田広之(ハサシ・ハンゾウ/スコーピオン)
マックス・ファン(クン・ラオ)
シシィ・ストリンガー(ミレーナ)

[スタッフ]
サイモン・マッコイド(監督/製作)
ジェイムズ・ワン(製作)
トッド・ガーナーP-ga.(製作)
E・ベネット・ウォルシュ(製作)
グレッグ・ルッソ(原案/脚本)
デイブ・キャラハム(脚本)
オーレン・ウジエル(原案)
ジャーメイン・マクミッキング,ACS(撮影)
ネイマン・マーシャル(美術)
ダン・レーベンタール,ACE(編集)
スコット・グレイ,ASE(編集)
カッピ・アイルランド(衣装)
ベンジャミン・ウォルフィッシュ(音楽)

あらすじ

胸にドラゴンの形をしたアザを持つ総合格闘技選手コール・ヤングは、自身の生い立ちを知らないまま、金を稼ぐために戦う日々を送っていた。そんなある日、魔界の皇帝シャン・ツンがコールを倒すため、最強の刺客サブ・ゼロを送り込む。コールは特殊部隊少佐ジャックスに言われるがまま女戦士ソニア・ブレイドと合流し、地球の守護者ライデンの寺院へ向かう。そこでコールは、太古より繰り広げられてきた格闘トーナメント「モータルコンバット」の存在と、自分が魔界の敵と戦うために選ばれた戦士であることを知る。(映画.comより) 


近況報告

さて、今日は父の日ということで実家にふぐを贈っておいたのが届いたみたいで、写真が送られてきたんです。


めっちゃ美味しそうだったので良かった。

ふぐ、よく考えたら今まで食べたことないから美味しいかわからないんですけどね笑




モータルコンバットは真田広之がとうとうハリウッド作品でメインとして出てくる映画ということで絶対観ようと思って前売り券を買っていました。今までラストサムライとかエンドゲームとかで脇役はやってたけど完全メインっていうのはなく、ジョン・ウィック3でジョン・ウィックの敵として登場予定だったのが怪我で参加できずという悲しい流れがあってからの、本作だったのでもう嬉しかったですね。

ゲーム「モータルコンバット」について

 本作は格闘ゲームの映画化ということでまずはゲームの話をしなければ。といってもこのゲームは映画パンフレットによると96年の3作目以降超ド級のゴア描写のため日本での発売が禁止になっていますので僕はプレイしたことは全くありません。ただYou Tubeで処刑技「フェイタリティー」集をたぶん大学生の時に見つけてドン引きしつつなんかずっと見ちゃってそれからもなんとなく時々フェイタリティーを見ては何かがスッキリしているような関係性です。ここ にリンクを貼っておきますが、グロいのが苦手な人は見ちゃだめです。僕が今まで観たあらゆるコンテンツのなかでも1位を争うレベルで過激です。

日本では未発売ですが最新作のMortal Kombat 11は800万枚売れている大人気シリーズなわけで、だからこそハリウッド規模での映画化となるわけなんですね。日本人的には誰も知らないゲームの映画版に誰でも知ってる真田広之と浅野忠信が出るっていうねじれ現象が生まれてるのがなんか面白いけどそれでいいのかと思います。漫画とかはシグルイとか、かなりエグめなグロも許されてると思うんですけど、なんでゲームになるとダメになるのかがわからん。18歳以上は何でも好きに選ばせてくれよと思いますね。

モータルコンバットについてはアフターシックスジャンクションの特集が完璧に紹介しているので詳しくはそちらを聴くといいと思います。



感想


60点

※真田広之出演部分は100点


うーん、真田広之の殺陣がカッコよすぎただけに、その後の主人公コール・ヤングが邪魔だなぁという感想ですね。


モータルコンバット世界を観客の気持ちを代弁しながら案内していくために何も知らない新キャラを作る理屈はよくわかるんですが、コイツが覚醒するためにカノウにぶん殴られたり浅野忠信から戦力外通告受けてションボリして家に帰ったりウダウダ時間がかけてる間ずっとスコーピオンが出れないのがモヤモヤしました。結局冒頭とラストしか真田広之出てこなかったのがすげーガッカリしました。ソニアとジャックスもモータルコンバットをあんま知らないところから始まってたので「こいつらを主人公にすればいいじゃん...」なんて思ってました。


しかも覚醒して得た能力が「敵から受けた衝撃を溜めて相手に返す」ってまんまブラック・パンサーやんけ!と思ったり。あとは主人公に華がないのがキツイ。華とは何かは明文化できないけど、ワイルド・スピード3TOKYO DRIFTの主人公以来に華がねぇな...と思いながら観てました。


主人公以外はいいバカ映画って感じで良かったです、ゲームのセリフもバンバン言ってくれるし。フェイタリティーを限りなく逃げずにやりながらもR-15に抑えきったのも偉い。真田広之先生、ジョン・ウィック4には参戦されるようなので絶対観るまで死なない!!



おしまい。




最近よく観るPV。
なんとなく最近ハマらなかった東京事変だけど、この曲は何度か聞いてるうちに好きになってきた。能動的三分間とかのイントロ一発で雷落ちるようにハマるような曲も欲しいけど。