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就学相談の判定結果が
まさかの「支援級」で動揺する私![]()
そのうえ返答を一週間以内と
迫られてさらにアワアワ![]()
さらに支援級に進むとなると学区外なので
提出済みの学童申請も変更しなくてはならず、
その手続は4日後〆切![]()
ってことは
4日以内に決めろって、コト?!!
うーーわーーー!
むーーりーーー!![]()
迫る期限に頭がプチパニック。
そもそも判定結果もけっこうショックだったのに![]()
数日以内に決めろって、もっと時間下さいよぉ
!
就学相談の判定は、あくまでも判定。
最終的には親の判断に委ねられるのですが、
本当にこのまま、
当初の通級を押し通していいのか…?
心がグラグラに揺れる![]()
なんの迷いもなく、
12月まで普通級ブラス通級を希望してきた。
小学校は目と鼻の先。
同じ保育園からも半数の子が就学するので、
娘にとっては一からお友達を作る環境ではない。
いつかは世に出ていかなくちゃいけない。
苦手なところはあるが、
定型発達の子と接する中で
対人関係を学んでいっていてほしい。
そんな願いを持っていたのに。
専門の方々が判断するほど、
うちの子は「支援級」がいいほどの特性なんだ…。
なんか、予想以上にショック…![]()
正直、素直には受け止めきれなかった。
というより、判断材料が少なすぎる。
通級を推し進めるにしても、
支援級へ進めるにしても、
娘にはここ!という決め手が足りない。
このままじゃ決められない。
夫に相談しても役に立たない。
「俺は平気だと思う」だけで、その考えの根拠はない。「支援級ならママが送るんだから、ママが負担ないように決めたらいいよ」って。
違う違う、そうじゃ、そうじゃない。
それって裏返せば、娘の就学に対しても人任せだし、私が我慢すればどっちでもいいってことじゃん?
クッソ無責任
!尻の毛毟ったろか!?
と腸煮えくり返ったけど確かにそう。
私がやる。
男なんてこんなもん。
一緒に悩んでこ!?なんてできないから、
期待せず私が決めるんやーー!![]()
私の決定についてこい![]()
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よっしゃ。
ひとまず話聞きに行こ![]()
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親の目からみる娘の姿と、
大勢の中にいる姿は違うんだろう。
じゃあもう一回、見てくださってる方たちの
話を聞いてみよう。
1、療育の先生
年長からの週一利用ながら、
先生方は的確に娘の特性をよく見てくださってました。
先生が話してくださったのは、
「娘ちゃんは一見するとなんの問題なく、また本人も困り感をまだ伝えられないので見過ごされがち」
「療育中の様子を見ていると、やはり一斉指示が伝わりにくく補足が必要。衝動性が強い&視覚優位なので、目に入ったものにすぐ取り掛かってしまう。
30人近い子供たちの中で、集中して勉強できるかというと今はまだ不安が残る」
「コミュニケーションもまだ一方的だったり、言葉の意図を掴みにくい時がある。今後より高度になっていく女の子同士のコミュニティに、うまくのっていくためのスモールステップが必要ではないか」
うんうんうん…なるほど。
確かに![]()
これは私自身も気になっていたことでした。
今の娘は、好きなことを好きに話し、
好きな遊びにみんなを巻き込んでいくタイプ。
巻き込み力はあるものの、空気は読みにくいので、
周りを置いてけぼりにしがち。
暗黙のルールが分からずコミュニケーションがすれ違い、なぜみんながその動きをするのか分からないので、急に不機嫌になることがありました。
特に年長になってから、兄弟がいるお子さんから
なんで急に怒るの?
なんでこんなのもできないの?
とからかわれることも…![]()
悪気はないにしても傷つく指摘ってあるのよね。
そして時折、娘自身からも
娘ちゃんって変?悪い子?
と聞いてくることもあり![]()
そんなわけあるかい。みんな生きてるだけでいい子じゃ。
女の子のコミュニティは
暗黙のルールで成り立っている。
そんなイメージがあるし、
私自身も小学生の頃に苦労したので
娘の対人関係には心配がありました。
特に心に響いたのは
「人の心はガラスです。一度粉々になってしまったものをセロテープで貼り付けても、やっぱりどこかヒビがある。
できる限り壊れないように気をつけて、少しずつ強化した心にしていってあげたいのです」
おぉん…![]()
確かに、成長するうえで必要な困難はあるでしょう。
でも必要以上に壊れてしまった心は、もとの形に戻すのにすごく時間がかかる。
私も子供の頃そうでした。
10代は根付いた自己肯定感の低さに苦しんで、
いっそ死んでしまいたかった。
私にとってその苦しみも必要なことだったと
今は思えるけど、至るまでに時間がかかりました。
2、保育園の先生
場を設定していただき、主任の先生と
年少から繰り上がりで3年間娘を見てくれた担任の先生。
娘の「支援級」判断にびっくりされるお二人。
通級が妥当と思い、就学相談の際もお話してくださったそう。
けれど、確かにコミュニケーションに不安が残るとお二人も言っていました。
なぜ?
どうして?が、表情や会話の流れ、
空気で読むのが難しい。
必要以上に傷つけられたり、また傷つけたり。
補足や補助があれば避けれることがあるかもしれない。
3、支援級の先生
最後は就学先になるかもしれない、支援級の先生。
もう一度見学に行かせていただき、
就学後にある不安や疑問をすべて質問しました。
授業はどう進むのか。
支援級としての特別な授業はあるのか。
普通級との交流はあるのか。
支援級だからという差別やからかいを
聞いたことはないか。
希望したら普通級に戻ることも可能なのか。
中学はどう進んでいくのか、
高校は。
などなど、細かいことまで全部聞いて
すべて真摯に教えてもらいました。
情緒と知的ではまた違うこと、
道は1つではないことを知れました。
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それぞれの場所で話を聞き、
今の娘にとって、
頑張れば普通級でも行ける。
だけど頑張りが前提なら、
もしかするとそれは
高すぎる階段なのかもしれない。
まずはスモールステップでも
いいんじゃないか。
そんな風に思えてきたのでした。
未来はどうなるか分からない。
どっちに入れてもきっと悩みがある。
なら、今は手厚く見てもらおう。
あとは私の中に残っていたモヤモヤ。
普通に、小学校へ行く娘を見たかった。
少しずつ手が離れていくのだと思っていた。
また6年間続く送迎が不安。
整理すると全部
自分のことばかり![]()
学校に行くのは私じゃなく娘。
けれど就学先を決めるのは私。
なら、私の理由は横に置いて
娘ファーストで考えよう。
よっし。
支援級だー!![]()
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こうして年末ギリギリに
就学先が決定したのでした。
次回「娘、放デイも探すってよ」の巻
