ワシントンD.C. Vol.3 | Sketch Book ~2人の世界一周旅ブログ~

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夫婦の世界周遊ブログです。



ワシントンD.C.の中心にある白亜のドームをいただく建物、アメリカ合衆国の国会議事堂です。(国会議事堂自身には住所も番地も無いとのこと。)
ここでは約550人の上下院議員と7,500名の職員が働いているそうです。




国会議事堂の地下にはビジターセンターがあり、そこで整理券を受け取ると、国会の中を見学できます。








歴代大統領の像が展示されています。左に写っているのはリンカーン大統領。


天井にはジョージ・ワシントンを神格化した絵が描かれています。


国会の中には、全米50州の歴史の中で、著名な人物の栄誉を称えるために各州から寄贈された彫像が展示されているホール(国立彫像ホール)もありました。




続いては国立公文書館。映画ナショナルトレジャーの舞台となり、独立宣言や合衆国憲法、人権宣言などが保管されています。
入り口で厳重なセキュリティーチェックがあるだけで、誰でも見学ができます。


独立宣言などの特に貴重な文書は、アルコンガスを注入したチタンとアルミニウムに金メッキを施したケースに収められています。200年以上も前の文書ですが、保存状態はよく、色が褪せているだけでした。紙が黄色に見えるのは、有害な光線から守る特殊フィルターによるものだそうです。(写真はNGでした)


国立公文書館の前を走る道からも国会議事堂が見えました。


続いては議会図書館。世界一の蔵書数を有し、3つの建物から成り立っています。
僕たちは、最も古くて美しいとされるトーマス・ジェファソン館を見学しました。




内装が凄すぎます。図書館に来て、ここまで興奮するのは最初で最後でしょう。。








議会図書館の収蔵品は総数1億4,500万点以上で、今も毎日1万点の割合で増加し続けているそうです。(トーマス・ジェファソン館だけでは収納が厳しくなった為、ジョン・アダムス館とジェームス・マディソン記念館が造られました。)

トーマス・ジェファソン館では、「本なしでは生きられない」と語ったジェファソンのコレクション(約2,000点)が展示されている部屋や、円形閲覧室などが必見ポイントです。
※ジェファソンのコレクションが展示されている部屋は写真NGでした。

円形閲覧室へは、この階段を上がっていきます。


そして円形閲覧室に到着。


素晴らしすぎます。素晴らしすぎて、図書館を利用できる写真付きIDを作りたくなります。(IDがないと、上からの閲覧のみで収納棚がある部屋には入れません。)




まるで博物館のような議会図書館は、思いの外よかったです。


国会議事堂の近くには最高裁判所もあります。


時折日本のテレビでも映されるアメリカの最高裁判所は、判決に納得のいかない人々が‘最後の審判’に望みを託し、白熱した議論をくり広げる場所です。


そして最後はユニオン駅。ショッピングモールとしても人気の高いスポットで、駅構内は終日混雑しています。白人、黒人、アジア系、ヒスパニック系など様々な人種の方がいます。


驚いたのは、ユニオン駅の駐車場の中にアラモやエイビスなどの大手レンタカー会社がオフィスを構え、僕たちがワシントンで車を返却したのも、この場所でした。それぐらい大きな駅です。




この日はユニオン駅のフードコートで約2ヶ月ぶりの中華を食べ、大満足でモーテルに帰りました。

ワシントンD.C.最終日は、ペンタゴン(国防総省)のあるペンタゴンシティの巨大ショッピングモールで1日を過ごしました。いよいよクリスマスモード満開ですね!


以上、ワシントンD.C. Vol.3でした。
次はペンシルベニア州のフィラデルフィアです。