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「金岬砲台」、国土地理院地図には「金ヶ岬」と表記されていますが、砲台跡の名はほぼ「金岬」で表記されているので、こちらでもそのようにします。
読み方はいずれも「かながみさき」でいいのでしょう。
この金岬砲台跡(リンクはおおよその位置で実際は広範囲にわたっています)、舞鶴に残る戦争遺産の中では間違いなくトップクラスの規模の大きさ、そして保存状態も良いと思われます。
また人があまり入らない割に木々に浸食されておらず、適度に生えた灌木などが逆に幽玄な雰囲気を醸し出しているのは見事でした。
槇山砲台跡で昼食をいただいた後は、金岬砲台への分岐に戻ります。
この場所はヘアピンカーブとなっていて、そのカーブの奥に5台程度が楽に止められるスペースがあります。
実際この日は上の画像の右手に、間隔を開けて2台の車が駐車していました。
ではここからの道をご紹介します。
なおページによってはかなり難易度が高いとか獣道であるとか、中には危険で引き返した、などとありますが、そのあたりはこれから見ていきましょう~
入口には大きな木が横たわっていて、この時点でバイクで進入するのも不可能です。
時期的なものもあると思いますが、藪とか獣道といった雰囲気ではありません。
私どもが普段やっている旧隧道探索などの廃道歩きよりもずっと楽で、何よりも足元がしっかりしているので、少々の倒木はなんてことはありません。
これは余興・・・
こんなの藪でもなんでもないw
では倒木のところなど、数か所を画像で紹介します。
まぁこの程度ですので、慣れている人なら問題なしですが、都会の道しか知らない方は驚くかもしれません。
倒木のある場所以外は藪もなく、落石もあまりなくて、非常に歩きやすいといってもいいでしょう~
ただ一つ気になることがあります・・・
それはこの道でよく表現されるのですが、「道は酷いけど、平坦なのが救いだった」というもの。
果たしてそうなのか?
実は金岬砲台に至るこの軍道、往路はなだらかにずっと下り続けているのです。
したがって帰りはずっとずっと上りってこと。
ダラダラとした上り坂なんですが、これが地味にこたえるんだよなぁ~
ということで往路は汗もかかずに15分ほどで最大の難所に到達します。
ここが崩落現場で、足元は幅20cmほどか?
ロープもあってなんてことはなさそうだが、実はこの横方向に張り出した木が何とも邪魔なのである。
張り出しているのは一番狭いところで、しかも足元は落ち葉のせいか、土の性質のせいか滑りやすくなっている。
幸いにもこの木はしっかりと根付いているので、これに全体重をかけても大丈夫!
両手でしっかり持って、体は木の下を振り子のように背中を崖下に向けて、木の向こう側へ一気に、しかも慎重に行きましょう~
木を越えたらロープで問題なく進めることでしょう~
その先には初めてと言ってもいいでしょう~
対岸が見通せる場所があります。
浦入の火力発電所ですね~
崩落地点から5分ほど歩きますと、門柱が見えてきます。
この立派な門柱を越えて、いよいよ砲台跡に入ります。
反対側の門柱は一部しか残っておらず、倒れ掛かっているものもありました。
では構内へと進んで行きます。
これは厨房と言いますか、炊事施設のようなものでしょうね~
こんな穴がいっぱいありますから注意しないと・・・w
これは何でしょう?
ちょっときれい過ぎる一升瓶です。
何がしかの基礎がたくさん残っています。
で、奥の方に本命が見えてきたのか・・・?
つづく・・・
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