大黒ダムゲートに戻り、今度は反対側の蛭ヶ野林道に入ります。
こちらのゲート、以前はずっと開かずの扉でしたが、ここしばらくは開きっ放しとなっています。
年に何度かここは訪れますが、今年に入ってから閉まっているのを見たことがありません。
以前もオフロードバイクが奥から疾走してきましたので、最悪このゲートから出入りして、中のロングダートを周回することが可能のようです。
ただし崩れやすい土地柄、障害がない時は少ないことでしょう~
では早速入ります。
走りやすい締まったダートですが、時折コンクリートが現れますね~
少し開けるところがあって・・
遠くには雪を被った山が見えています。
おそらく白山連山の一つでしょう~
洗い越しもあります。
砂地の滑りやすいところもあり、スクーターでは要注意です。
まぁスクーターでこんなとこ来るの、私くらいのものでしょう~(笑)
そしてこのような落ち葉の絨毯を走るのは非常に怖いですね~
中に石が隠れていることがあり、ヒヤッとすることがあります。
このような場所、崩れて修復されたところと思われます。
さて前方が突如切れ落ちて、開けている場所に出ます。
道路右側に2~3台駐車できるスペースがあって、昼食にいい場所ですね~
向かいを見ると・・・
尾上平スキー場跡が見えました。
初めての訪問でも簡単に見つけられるところです。
拡大してみます。
さらに拡大すると・・・
間違いなくリフトの支柱ですね~
ここまでゲートから3.2km。
先へ進みます。
下りきると橋が現れます。
右カーブしてもう1つ!
そして展望スポットから0.5kmでスキー場本屋跡の手前で林道が分岐します。
パッと見、右が本線のように見えますが、そちらは支線でアマゴ谷の林道です。
本線は左ですが、ここではまず右へ。
前方に怪しい橋が見えてきます。
これ?
仮橋じゃないかと思わせるこの橋。
恐る恐るわたりましたが、意外と丈夫だった(笑)
これを越えるとスキー場の末端部と思われます。
すると道路脇に・・・
「Echo」?
ニッサンのマイクロバス、エコーではありませんか?
シビリアンの前身となるバスで昭和40年前後、46年まで製造されていたバスですよ~
これは貴重な発見でしたね~
このあたりがスキー場のリフト乗り場の下、つまり末端部分だったと思われます。
半世紀前はスキー客でにぎわっていたのでしょうか?
桃源郷と化した今では想像もつきません。
もう少し先へ進んでみましょう~
間近から支柱を・・・
ただこのすぐ近くには近づく勇気はありませんでした。
先ほどの展望スポットを見上げます。
さらに進むと・・・
また残骸です。
しかもテールランプを見ると・・・
やはり日産系のマイクロバスのものと思われます。
窓枠からも大昔の2tベースのマイクロバスのものとはっきりわかる痕跡が窺えますね~
哀れですな!
このようなロケーションでした。
その先は段差のある洗い越しや・・・
カラマツの絨毯を越えて・・・
さてアマゴ谷を終点の取水口まで行こうかとも思いましたが、今日はこの先、何かわからない遺構のあるところで引き返します。
どうしてこんな敷物が敷いてあるのか良く分かりません?
周辺にはコンクリートの基礎のようなものも・・・
こんなロケーションのところで引き返します。
この先はまた後日・・・


































