最近、海外でのビジネスの話を多く耳にします。昔と違うのは「海外と」ではなく「海外で」に変化したことです。
私も海外生活の経験もあり、常に情報を収集していることも理由なのですが、それにしても多いです。数名、本社を海外に移転する経営者がいます。海外での投資システムの構築をしている会社、海外での販売網拡大に注力している方々もいます。
ほんの数社と言うレベルではありません。このところ本当に多いです。円高を背景とした空洞化だけではなくて、海外生産比率、地域産業の崩壊、競争力の低下が理由であり、それにプラスして、日本の政治・経済界のシガラミ体制が理由で状況に変化が起きず、日本でのビジネスはメリットがないとみなされてしまっていることです。そこに、今回の震災、放射能・電力問題です。空洞化を予見する人は今後も増加していきます。
一昔前、外資系に勤めていたのは1つのステイタスでした。しかし、今では、その殆どの企業で、アジアパシフィックの本社機能を香港、シンガポールに奪われ、日本は言わば地方の営業支店のような組織です。そこでは、予算が大幅に削られ、人員削減が行われています。その状況下で仕事環境は益々悪化していくと思います。
この失われた20年以上、無策の日本は本当に大丈夫なのでしょうか?