地元の自治会長さんとお話しする機会がありました。
実は、この地域の小学校は、3年ほど前まで評判が悪く「荒れてる~」と言われていました。
そのころ、特定の子供達、特に家庭環境や生活パターンが他と違う小学生たちが原因で、そのような状況になっていると思っている大人が多くいました。道ばたで噂話、陰口をたたく人をみかける地域でした。実際その子たちは荒れていたのかも知れません。
しかし、今日の自治会長の言葉では、その子たちが中学に進んで、すでに高学年になっており、けっこう学校行事やスポーツなどで活躍し、学校、地域に貢献している子供達になっているそうです。
日本の社会は、昔から排他的な部分があります。また、ドラマ症候群の影響、すなわち現時点の物語でしたか判断しないということが問題だと感じます。ドラマの物語は、すべてエンディングに通じています。そして、そのエンディングでハッピーエンドだったり、悲しい結末だったりするわけです。しかし、本当の人生では、ドラマの終わりは始まりであり、「いつまでも幸せに暮しましたとさ」ということはあり得ないわけです。短い期間でレッテルを張り、追いつめていくことはしてはいけないな~と感じた出来事でした。
ドラマ症候群で短期の視点でしか判断していない大人は、先にある子供たちの未来を傷つけてしまうのですね。もっと言えば、その子供たちだって大人からの被害者であり、本来、社会、自治会、学校、近所などのコミュニティーの中で守っておげるべき存在だと感じます。実際、この地域には、守ろうという気持ちを持った大人たちが少なからずおり、自治会長を含め中学生になっても気にかけている大人がいることをとてもうれしく思いました。