………そうだ………
冷静になれば
あのメッセージはロアと白とririと
久井にも伝わるものだった。
くそっ…何やってんだ、ボクは…
あいつは
ボクの能力に気づいてたのに……
E・野木のものまねよくやってたのに……
「白さんではないですね。」
「湧ちゃんの知り合い
」
「…ごめん…あいつがボクをいじめていた………久井だ。」
「(……この人が…;…)」
「(……能力者……)」
「はっはっはっはっはっはっ…おいおい、まさかオレに気づかれてないとでも思ったのか!?何のために、お前を最後まで残したと思ってんだ。」
「…ボクへの復讐なら、他のクラスメイトは関係ないだろ。」
「……関係ない……それはチョット違うなあ。今までのオレじゃダメなんだ。能力者のオレじゃねぇとな。だからお前に知らしめる必要があった。分かりやすかったと思ったんだけどなぁ…」
「(……その為だけにみんなを)」
「1人でここへきたんですか?」
「ああ。」
陣君は
嘘を吐いてないのを確認して小さく頷く。
「私達三人も能力者です。1人でどうにかなると思ってるんですか?」
「もち。」
陣君は小さく頷く。
「(それだけ強力な能力…どうする…ボクの能力も、陣君の能力も戦闘向きじゃない。)」
その時
「私も勝つ自信があります。それも……貴方に触れることなく。貴方も相当な自信があるようなので、当然私に指一本触れることなく勝てますよね?」
「………あぁああ。」
と、言った瞬間
猛ダッシュで久井は
戸神さんの方へ走り出した![]()
「神友〔カミトモ〕ちゃん、今のは大嘘だよ。早く逃げて
」
「戸神さん!!」
「陣さん…ありがとうございます。」
と、言ったが
逃げるどころか
その場に立ち止まっている。
久井は
右手を振り上げて
「オレの能力くらえやあぁぁあぁ![]()
」
…………久井の右手は
戸神さんの体の寸前のところで止まっている。
「………何で…だよ…!?」
「覚えてますよね?私が貴方に『当然私に指一本触れることなく勝てますよね?』と尋ねた事を。」
「…………」
「貴方は『………あぁああ』と答えました。」
「…………それがどうしたよ。」
「貴方と私の合意によって契約されたんですよ。」
「そんなの口約束じゃねぇ……か。」
「理解したようですね。そう…コレが私の能力、私との口約束は絶対。貴方に命令します…そこに正座しなさい。」
「バカが!!お前の能力がわかれば、口約束なんかするかよ。」
「…もう一度だけ命令します。そこに正座しなさい。」
「はい。」
と、久井は返事し
その場に正座した。
「吉見てめえぇーーーっっ」
「王様の言う事は絶対。」