手掛かりがなくなったのでとりあえず
ニートJAPAN召集場所に来てみた。


……当然誰もいない……
遅刻した時を思い出すな、この感じ…
あの時は
ここで豚さんが笑顔で
話し掛けてくれたんだよな…ニコニコ


今は
小太りのおじさんが近づいてくるだ……け!?


「君さ…ニートJAPAN関係者の人?」


「……あっ…はい…(関係者じゃなくニートJAPAN候補だけど…)」


「よかった…何度電話しても出なくて困ってるんだ。」


と、賃貸の契約書のコピーを見せてくれた。


おじさんは
この倉庫の大家で
先月分の家賃が振り込まれてなくて
迷惑しているとの事。


コピーには
代表者の名前…
豚さんの本当の
住所と携帯番号が書いてあったので
脳裏に何度も何度も刻んだ。


忘れないように
おじさんとは直ぐに別れ
携帯のメモ機能にメモした。


そして
携帯番号に掛けてみた。


トゥルルルルル……トゥルルルルル……


田○邦衛か!!!


本当の番号も繋がらない。
もう最後……
ここがダメなら………と
考えたくないが
頭のどこかで思いながら住所へ!




20分後


……意外と近いな……
このアパートだ。
どこか恐る恐る
豚さんの207号室へ着いた。
呼び鈴を押す。


ピンポーン……


反応がない。


ピンポーン…ピンポーン…ピンポーン………


相変わらず反応がない。


………でも感じる………
九分九厘この部屋にいる。
シックスセンスなんてないけど
間違いない。


どうやってコンタクトをとるかなんだ。
どうやって……


次の瞬間、ボクの携帯


ブルブル…ブルブル…ブルブル…ブルブル…


着信相手は


豚たけしだ………



ワンクリック詐欺ではないのでお気軽に!


北の国から 2002 遺言/田中邦衛
¥6,555
Amazon.co.jp