起こることに意味があると信じて賛美したいのですが、まあ難しいです。


     姉と姉の旦那さん、姉と甥っ子(姉の息子)の関係が悪化するばかりです。


      昨夜姉から旦那さんや甥っ子に対する愚痴メールがきましたが、もう愚痴を聞いてあげるレベルではない内容になっています。

       もうヘルパーさんをお願いしようと再三昨日は姉に言いましたが、それはスルーされます。


         しかし、私としてはその方向で甥っ子に話を進めさせます。


        単なる愚痴なら誰でもあるでしょうけど甥っ子が疲れたといって寝てばかりでお昼過ぎまで水も飲ませてもらえないとか、むせて苦しんでるのに旦那さんに怒られるとか、そんな話を効かされる方は事態を放置できません。


      そこだけ切り取れば、ひどい息子と夫となりますが、客観的に見てお互い様でもあります。


      確かに甥っ子は甘やかされて育った平成の子なので、頼りないし気が利きません。
それでも、姉の顔色を伺いながらこの1年近く朝から晩までよく介護をしてきました。

       そして旦那さんも情緒に欠けるというか、妻の恐怖や苦しい感情に寄り添うことができず、がさつなので決め細やかな世話などできる人でもありません。

      でもうちの両親にもいろいろ良くしてくれましたし、なにより一生懸命働いてくれてるからこそ姉が高額な再生医療を受けることもできたし、安くないシャワートイレも補助が下りなくてもすぐに買えるわけです。  

       それなのに姉はひどい恨み言を旦那さんにメールしてやった、と。

       言いたい恨み言があるのはわかりますが、それをやっても関係性は悪化するばかりです。ひどい恨み言を言われて「ごめんね、もっと頑張って世話します」なんて思う人はいませんから。
    
       姉はしっかり者で頼りになるという美徳がある人間ですが、その分旦那さんや甥っ子を見下しているというか、下にみているところがあります。本人は否定するでしょうけど。
下に見ているからこそ、自分の思うように動かない2人がよりいっそう許せないのだと思います。

     そのため改心させよう、反省させようと恨み言をぶつけてしまうのでしょう。

      それと、不幸なことに親子逆転したような毒親に育てられたが故に甘えが満たされなかったので、全面的に甘えたいのかもしれません。

     母はこれだけ親孝行な娘と息子に恵まれた人生だったのに、なに1ついいことがない人生だったと言って亡くなりました。人生の終盤にむすこがALSの闘病をしていたわけですから、心中穏やかになることはない晩年だったのが本当にかわいそうでしたけど。


       私はせめて姉にはもっと心中穏やかに闘病を全うして欲しいのです。

       難病だから穏やかに、は難しいでしょうが、いろいろな人を恨みながら人生を終えてほしくないのです。恨まれる方より恨む人間の方が遥かに苦しいからです。


     今日は身内が姉宅に顔を出してくれるので、ヘルパーさんの話を後押ししてもらいます。

      甥っ子もヘルパーさんを頼むとなるとヘルパーさんを迎えるためにまた姉にあちこち掃除しろと言われるから、と迷っていますが、甥っ子が後々少しでも解放されるための準備として、介護保険を利用しきるために週2回少しの時間からのスタートですが、ヘルパーさんをお願いさせます。

      最初は週2回午前、午後にちょっと入ってもらえるだけですが、甥っ子を起こすと不機嫌だからお昼過ぎまで1滴も水を飲ませてもらえてない、なんて心配も少しは減りますから。

 
      私は今日、明日またフランスベッドさんとシャワートイレのことでやりとりしなければなりません。どれを買いたいかは決まったのですが、トイレ1つ買うのに安い買い物ではないので、ちょっといろいろ確認事項があります。

      とても親切な社員さんばかりで、ありがたいことです。