姉の訪問介護を増やす話ですが、説得するまでもなく本人がその気になってくれました。

      それはそれで良かったのですが、理由は後ろ向きです。


      まず、あの旦那さんと息子ではもう頼りにならない、嫌々世話されてるからこんなことならヘルパーさんをお願いした方がよいとのこと。
     しかし、息子の悪口をメールしてきて私が同調すると必ず最終的には息子のことは庇うんですよね。息子はできる限り頑張ってくれている、と。やはり母親ですね。
そのかわり旦那さんには容赦なく、自分や息子は頑張ってるのになにもやらないからあの人が悪い、とそこに落ち着きます。その思いは何があっても揺るがないようです。

      
      そして、他人介護を受け入れる2つめの理由は残念ながらやはり進行して、お手洗いの後、拭き取りが困難になってきたためです。

      さすがにそれは自分の息子にはさせたくないのでしょう。


      そういった事情から、ヘルパーさんを増やす方向になりました。とはいえこれから傷害保険の見守りサービスやら申請するので、すぐに万全に増やせるわけでもありませんが。


     それで早速今1番の悩みであるトイレ事情を改善するため、ウォシュレット付きのポータブルトイレが欲しい、と。

      昨日ケアマネさんにも相談したけど、今日私も、姉がお世話になっている介護用品を扱ってる営業所に問い合わせて相談してみます。
       
      そこの営業所であまり取り扱いがなければ、区役所の福祉課に介護用品の取扱業者とかいろいろ詳しい職員さんがいらっしゃるから、名指しで問い合わせをさせていただいちゃいます。  

       午前中はそういった問い合わせと家事をして、晴れているので午後は職安行きます。

       
       介護って自分がされる立場なら、1番介護をさせたくないのは自分の親ですね。自分の子供の介護をする程辛いことはないでしょうから。

      次に嫌なのが子供ですね。特にトイレに関しては子供の世話になるのは絶対嫌ですね。
姉もそういう問題から訪問介護を増やす気になったわけですから。
同じ事情から兄弟、姉妹に介護されるのも嫌ですね。


       そう思うと配偶者に介護されるのが1番気兼ねがないのかもしれません。配偶者が嫌々やってますって態度ならやはり嫌ですけど。

       やはり良い意味で他人だから親子・兄弟姉妹みたいな複雑な感情が絡みにくいからでしょうか。私の場合ですが。

        自分が介護するがわでも(特にトイレに関して)、親子兄弟姉妹の介護は厳しくても、配偶者ならまだ気持ち的に無理が利くように思います。

    とはいえ実際やったら、私にとって親子兄弟姉妹の介護よりは精神的に楽というだけで、その過酷さに1週間経たないうちに愚痴や弱音ばかり吐くでしょうけど。

     いろいろな方のブログを拝見して、献身的に配偶者に介護されている方は本当に恵まれているなと思います。

     なぜ病気になったのか、その疑問が消えることはなくても、配偶者が結婚のときに誓った「病めるときも健やかなるときも・・・」の終生変わらぬ愛をもち続けてくれてるんですから。
     逆境でこそ本当の強さが試されるように、病気や大きな困難に直面したときにこそ、本当の愛があるかを試されるんですね。 


     そんな関係を気づけているご夫婦が羨ましいです(もちろんどれだけ良好な関係でも、介護してる方は時には疲れて弱音を吐いたり、介護されている方も苛立ちをぶつけることもあるでしょうけど)。