諸事情により昨年仕事を辞めてから、今年2ヶ月ほど短期バイトをしただけで、今就職活動中です。

      資格をとったけど、働くのは好きではなく、ガツガツ働いていたわけではありませんでした。


      しかし、最近つくづく専業主婦程割りに合わないものはないと実感しております。


       まず、家の掃除、洗濯
、食事の準備、ペットの世話を毎日すべて引き受けていても、誰にも感謝されません。

        感謝は要らないけど、働いていない人という扱いしかされません。


        家族関係が良好なときは毎日いろいろやってくれて、ありがとうとか言われました。でも、その時でも心底ありがたいと思ってるというより、ありがたいと思わないと人間としてだめなやつっぽいからありがたいと脳で思うようにしてるって感じでしたかね。

      その証拠にうちの家族って、掃除機なんかたまにかければいいと言っています。埃なんか気にしません。食事だって今はおいしい冷凍食品があるからそれでいい、と。

      そういう人達ですから、一生懸命掃除したりご飯つくっても、「やってくれる分にはまあありがたいけど、やらなくたって支障はないよ」と思うわけです。

      これじゃあ感謝なんかできませんよね。別にやらなければそれでもいいことをやっているわけですから。


        なので家族関係が悪くなると、外で働かずに必要でもない家のことしてるだけの人扱いになります。


        まあ働きに出たら朝早くから起きて掃除してペットの世話して仕事にいって、帰ってからは掃除の続きと晩御飯の支度…と落ち着かない生活にはなりますが、自分のためにはそれがいいとつくづく思います。


      私自身は家庭に専業主婦のいるありがたみをしみじみと感じています。
自分が専業主婦も兼業主婦もやってみて、専業主婦がいてくれるありがたみがわるようになりました。


       まず、家族に何かあったとき、専業主婦がいるとすぐに動けるんです。
遠方の親に何かあったときもすぐに駆けつけられます。
そして、毎日掃除しても毎日散らかる家の中をととのえ(しかも、兼業主婦だと私ばっかり負担が大きいという愚痴がでるけど、専業主婦だとそこまで愚痴を言わずに当たり前として家事を丁寧にやってくれる)、頑固なワイシャツの襟汚れも根気よく落としたりしてくれます。

       何より仕事からかえって、すぐにご飯が食べられます。全部目の前に並べてくれるからこちらはただ座って食べればいいのです。


       毒母でしたが、いまとなっては専業主婦だった母に感謝しています。子供のときやっぱり学校から帰って母がいるの嬉しかったですし、社会人になってからは身の回りのことはすべて母に任せて私は働いているだけでしたから。遅くまで働けたのも、仕事以外一切やらなかったからです。


      しかし、専業主婦って、周りは恩恵に預かっても、本人にはメリットがないと思い知った今日この頃です。


        実は日頃から本当には感謝されていないから家族仲が悪くなるとただ働いていない人扱いになるし、離婚やら夫が重い病気に罹ったときに生活不安が大きいです。

      さらにはやっぱりずっと家にいるので、社会を生き抜くスキルが身に付きません。
働いてる人たちに暇人扱いされますし。
実際一生懸命家事をやっていれば忙しいし、外で働くより疲れることもあるのですが、バカらしくなって手抜きをどんどんするようになると、暇です。

     暇だと感じるようになると、ただ時間が無駄に流れることに焦りを募らせます。

      まあ社会で忙殺されているとそれはそれで虚しくなるのですが。


     前の職場でも働く女性達が、「専業主婦は無理だわ、暇で仕方ないだろうね」とか「妹が専業主婦なんです、体が弱くて、旦那さんがいい人だから専業主婦でいさせてもらってるんです」とか言っていました。暇だかとかそんなの他人に関係ないし、体が弱いとか専業主婦でいることに正当な理由なんて必要ないんですけどね。

      まあとにかく割りに合わないから、早く再就職できますように。


       そうそう、余談ですが、猫の唾液は治癒力があるのでしょうか。

       昨日朝方一緒に寝ていた猫が、私の腕の虫刺されしたところをひたすら舐めてくれたんです。せっかく痒みが落ち着いてるのに、刺激したらまた痒くなるって思ってたのに、その後いっさい痒くなっていないし、噛まれた(あるいは刺された)痕が明らかに腫れや赤みが退いて、良くなっています。猫になめられてから1日経たないうちにほぼ完治したようです。見た感じもほとんど痕がわからかいぐらい驚異的な回復力です。


       猫の唾液に治癒させるパワーでもあるのでしょうか。調べてもそんな話がでて来ないのですが。