古代のインドと中国の医者たちは、食べものを健康維持の最重要ファクターのひとつと考えていた。

彼らは薬だけでなく、食べものでも、いや、とくに食べもので、病気をなおした。

なにごとも分断され細分化されてしまう現代という世界に住むわれわれには、こうしたものごとを全体的にとらえる視点をもつことは、とてもむずかしい。

しかし、肉体魂精神の真のバランスは、食べものの質、すなわち健康に欠かせない栄養素の含有量を考慮することによって得られるものなのである。

この点で野菜は基本的な食品となるべきものだが、残念ながら、再三指摘しているように現代には野菜の質に関する重大な問題がある。