ど根性ひまわり、熊本へ。
会派で3日間、九州北部と被災地を訪問しました。
長崎空港から入り、長崎県大村市では全面改装されたばかりの競艇の日本発祥である「ボートレース大村」。長崎市では長崎原爆資料館で平和啓発事業。熊本県天草市では観光復興としての被災地周辺自治体の取り組み。最後に熊本市〜益城町の被災現場を回りました。ぎっしり詰め込んだ企画でかなりヘトヘトになりましたが、多くの学びがありました。
帰路の途中、熊本市街から空港へ向かう間には、4月の熊本地震で被災の中心となった益城町を通過するわけですが、ここにも今回の視察とは別にミッションがありました。
一昨年、石巻から『ど根性ひまわり』の4代目の種をいただき、地元・府中第二中学校の校長先生に5粒をお渡ししたところ、2年かけて5世〜6世を大事に育ててくださいました。この夏に校長先生から、取れた種を熊本の被災地へ届けたいとの思いを聞いていたことから、今回の被災地訪問に合わせてお預かりすることにしました。
どこにお届けするのがよいものか考えた末、やはり中学校で育てたひまわりなら中学校へ!ということで地元の益城中学校にアポを取らせていただき、ギフトとして即席パッケージデザイン。準備を整えました。
東北の被災地から府中を経由して熊本の被災地へ思いを届けます。
視察を終え、熊本市街から震源地・益城町へ近づくにつれ、全壊、半壊、一部損壊の建物が随所に見られるようになり、震災から半年経ってもその爪痕がいかに深いものであったかが生々しく伝わってきます。
そんな光景を目の当たりにしつつ、お預かりしていた「ど根性ひまわり」の種をお届けするべく益城中学校を訪問し、校長先生に種と『ど根性ひまわりのき〜ぼうちゃん』の絵本を無事にお渡しすることができました。
今後の中学校間交流にも繋がればと思います。
ご挨拶だけでお暇しようと思っていましたが、校長先生から、せっかくなのでと校内の状況をご案内いただきました。
築40年。学校は外見からは無傷かにも思われましたが、校舎の耐震診断・工事をクリアしていてもあちこち損壊し、まったく立ち入れないエリア、教室もかなりあり、特別教室をフルに使ってなんとか乗り越えているとのこと。
また、トイレも使えなくなったため仮設水洗トイレが外に40基設置されていました。
1基につき70リットルの水が必要で×40基分=2800リットルの水を、足りなくなると教員の皆さん総出で給水されるそうです。本当にたいへんです。
逆に考えれば、耐震化をしていなければ2度の大地震にそもそも持ちこたえられず、授業さえもままならなかったかもしれません。
国・県と連携し、1日も早く安心安全な学び舎の復旧を願うばかりです。
しかし、町が、家が、教室がそんな状況にある中でも、全国からの激励やお互いが励まし合い、この夏休み中の各部活の大会では特にすばらしい成績を修められたと伺い、胸が熱くなりました。
生徒のみなさんも震災を通して大きく成長されていると伺いました。
今回、学校間の橋渡しという目的で立ち寄らせていただきましたが、学校の防災や耐震化の重要性のみならず、様々学ばせていただきました。
会派としても文教委員としてもしっかりと持ち帰り、災害対応の在り方含め今後の施策に生かしたいとあらためて決意し帰って参りました。
10月8日









