こんにちは。

澤野大樹氏青森講演会主催

小野裕美子です。

 

前回ブログ記事

「救世主プログラム」発動の条件とは?

からの続編インタビューです。

 

――澤野さん、

人々が量子意識を訓練して会得できたとしたならば

それは単なるものの解釈、捉え方どころではなくなってきませんか?

 

人にとってもっとも大事なこととは

じつは想像力なのです。

これをしたらどうなるか?

これを言ったらどうなってしまうか?

今この瞬間の言動がその先にどう展開されるだろうかを

想像でシミュレーションできるこということは

ものすごく大事なことです。

 

今小野さんがおっしゃったように、

人々が量子意識を会得できたとして、

じゃあその暁に展開される「世界」って

どんな風景になるのか?

これはおそらく人類がまだ見たことのない

世界になると私は思います。

 

――目の前の個人的なことだけでなく、

社会全体が大きく変わってしまいますよね。

 

司法、立法、行政からして根底から変わってしまいます。

 

――やはりそのレベルで来ますよね。

 

そうです。

でもこれは「悪い者たち」をやっつけて追い出したから

そうなるのではなくて、

「悪い者たち」という存在が、完全なる現実でありながらも

完全なるホログラムであったと気づいて、

それまでの二元論をベースとした己の環境への解釈を

自ら超越することができて初めて、

ずっと己の中に存在して燻ぶり続けていた

喜怒哀楽をはじめとした感情による支配から

抜け出すことができたからそうなるのです。

 

これまで私たちがずっと無意識に考えて来た

「悪い者たち」というのはじつは前置きがあって、

「私にとって悪い者たち」という意味だった。

これを己の意思によって観測するということね。

 

――戦争などによる物理的な破壊といった

目に映る情景はわかりやすいですから

つい感情移入してしまいますが、

今起こっている変化というのは

じつはそこにはないということですよね。

 

私たちの己の中の巨大な変化というものが

三次元現実世界、つまりQCによる

ホログラム世界に反映されて映写されているということでしょうね。

 

――あ、そうですよね!

多次元世界と三次元世界は同時に呼応し

「鏡」によって量子もつれを起こしているって

澤野さんはずっと言って来られています。

 

これまでその「鏡」の本質というものが

漠然としていてもどかしかったわけですが

ここへ来て急速に理解が深まったような気がいたします。

 

――多次元世界と三次元世界が

量子もつれを起こすということも

じっくり考えていくとちょっと尋常ではない

末恐ろしさ?のようなものすら感じます。

 

それは適切な反応だと思いますよ。

その量子もつれは「善悪」ももつれさせるわけですから。

すべては同時に起きるからです。

その理解がさらに深く進んで行きますと、

たとえば今世界規模で起きていることのひとつについて

私はこれまで「カバールDS掃討作戦」と

ずっと表現してきましたけれどもこの表現が

的確な表現ではなかったということが判明してきます。

もっとより精密な表現があるだろうということが

自動的に前景化されて来るわけです。

 

――意識の位置によって物事を表現するための

呼称も変化するということですよね。

 

二元論意識の状態で物事を見た時に思い浮かぶ呼称と

それを乗り越えて量子意識を経た上で思い浮かぶ呼称は

まったく違うものとなります。

無論、この意見だってつい最近やっとのことで

知覚できるようになったばかりですからね。

そしてこれとて早晩また更新されていくのでしょう。

 

――ソクラテスの「無知の知」ですね。

 

そうそう。

ソクラテスは当時、無辜なる民衆の罪を背負って

死刑判決を受け、自ら毒杯を仰いだわけですよね。

このモデルケースは後年になって

とある勢力によって盗まれ模倣されたわけです。

あ、これってブログに上げたらヤヴァいヤツですよね!

 

――BANどころじゃないかもしれませんね。

 

もう検証と文章は出来上がっていますが

じゃあこれはしばらく塩漬けにしておくことにしよう。

セーフセーフ。

 

――「無知の知」は「最大の無知」と「最大の知」が

量子もつれを起こした状態だと澤野さんは言っています。

 

最近ようやくそこまで理解が進んだのです。

つい最近の話しです。

プラトンが記した『ソクラテスの弁明』にはこう書かれています。

 

「誰もが死や死後の世界のことを知らないのに、

死を悪の最大のものだと恐れるのは賢人を気取ることだ」

 

これこそ「無知の知」そのものだし

量子意識そのものだと言えませんか?

 

――今から2400年以上昔でこのレベルですから

私たちの想像を遥かに超えた賢者だったのでしょうね。

 

今と昔というのは現在と過去という関係じゃないからね。

完成したパラパラ漫画のどのページから

人生を始めるかってだけの話しですからね。

 

――キーワードは「点滅」ですよね?

 

そうそう「点滅」。

今いるページと次のページは全く別のものであって、

繋がっていないのです。

ページをパラパラめくるということはそれは「点滅」ということ。

なのに私たちは自身の人生が動画で認識されていますよね。

じゃあ前のページと今のページを「繋げている」ものとは

一体何よ?って話しですよね。

 

――ノーベル物理学賞で話題になった

「アト秒レーザー」に関係してくる内容ですね。

 

通常の人の意識ではその点滅を知覚することは

できないように最初から設定がなされているということね。

「アト秒」、つまり100京分の1秒を

観測するということが何を解明するのか?

最先端物理科学は最先端の精神世界も解明するでしょう。

するとその「最先端」という表現もあくまで

便宜上そう言っていたに過ぎないとわかる。

 

――前回の青森講演会では「0」と「1」の

点滅のお話しをされていましたよね。

 

「0」と「1」がそれぞれ独立して存在したとして、

それだけじゃ量子もつれを起こすことはできないという

ことをお話ししました。

 

――それは「善」と「悪」にもそのまま適用されますよね。

 

まったくそっくりそのまま当てはまります。

 

――ソクラテスからどんどん意識が発展していきますね。

 

最先端を知りたければ古典を紐解くことも大事。

だから今、改めてソクラテスを勉強するのです。

「汝自身」の「汝」とは「己」であり「QC」のことですからね。

 

――だんだんとこの世の本質がアラハバかれていくのですね。

 

「アラハバキ」の本質というのは、

突出したバグを修正し元の位置に戻し、

封印され隠されたものも同時に元の位置に戻す働きです。

ですので、この世の本質的な姿というものは

じつは表に出たがっているわけです。

なぜならばそれらはこれまでわけがあって

ずっと封印され隠されてきたからです。

そういった意味においては、

この世の本質がだんだんとアラハバかれていくということは

きわめて合っていると言っていい。

 

――よくアラハバキは「浄化」だと言われるケースがありますが。

 

ある事象が私たちの肉の目にもし「浄化」と映った場合、

それが穢れたものであるというアタマで作り上げた幻影が

前提になってしまっていますよね。

となりますとその「浄化」という表現自体が誤っているとなるし、

そもそも幼稚な表現でしかないのだと自覚できなきゃいけない。

ものごとを見てそれを「浄化」と解釈する癖がついてしまっていると、

いずれそれは自分自身は清く光り輝く「善」であるとか過信するようになり、

増長した他罰的な自己が肥大化する結果を招くでしょう。

これは本当に注意しなきゃいけないこと。

精神の成長というのは己の外部の他者のことだけではなく

自身を見つめることも同等に重ねた先にもたらされます。

 

――現在の己の状況を他人や環境のせいにしては

いけないということでもありますね。

 

前回のインタビューでもお話しいたしましたが、

「喜怒哀楽」といった感情に支配されたまま物事を判断すると

ほとんどのケースで間違えると言いましたよね。

その喜怒哀楽の多くは「好き嫌い」といった

二元論意識から生じているのだということね。

 

――はい、そう話されていました。

 

自分が「光の勢力」であり「善」であり

「覚醒した存在」であると誤解してしまいますと、

もう取り返しのつかないことになってしまいます。

自分自身が「善」であると規定してしまって、

そのような二元論に立脚したメンタリティで

相手を「敵」と想定した状態で対峙したならば、

その瞬間に自分自身も相手にとっての「敵」となります。

意識の用い方によって突然「敵」が現れるのですよ。

 

――「敵」の存在は完全なる現実でありながらも

自らが生み出したホログラムであり幻でもあるということですね。

 

まさにそのとおりです。

えーっと、かつて、たしかニーチェでしたっけ?

 

「壺と戦う者は誰でも、その途上で自分も壺にならぬように用心せよ。

そして長く壺を覗き込めば、壺もまた君を覗き込むのだ」

 

って言葉がありましたよね?

あれ?なんか違うかな?

壺じゃなかったでしたっけ?

 

――澤野さん、わざと間違えてますよね?

 

でも今なら壺の方がタイムリーでぴったりだからヨシ!

壺を「カバールDS」に置き換えてもヨシ!

 

――かつての賢者が良い言葉をたくさん遺しているのですね。

 

かつて鉄血宰相と呼ばれたドイツのビスマルクは

 

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

 

と言っています。

自分が目で見たもの、自分がした失敗の原因を

自分の経験からしか検証できない者のことを「愚者」と呼び、

自分が経験したことのないことであっても

数々の先人たちの経験、つまり歴史から学ぶことによって

未熟な失敗を回避することができるという意味です。

 

――愚者にならないように気を付けたいものです。

 

愚者の最大の特徴は、

自分が愚者であるということを自覚できないということです。

もし自分が「真実を知った」とか「覚醒した」とか思ったとしたならば、

それはかなりの確率で自分が愚者であるということです。

 

――それを防ぐためにも「自分が何も知らないということを知る」という

「無知の知」が大事なのだと澤野さんは仰っているのですね。

 

「無知の知」だけでなく、かつての賢者たちは

大体同じようなことを言っています。

超一級の人物というのは時代を問わず通底してるものがあります。

じゃなきゃ民衆の無明の責を背負って

毒杯を仰ぐなんてことできるわけないでしょう。

 

――時を経ても決して色褪せることのない

第一級の傑物の言動は人類の財産でもありますね。

 

数百年、数千年に亘る世の風雪に耐え得る言説というものは

只事ではないレベルなのだということです。

人はつい最先端情報を得ようとして最新特ダネを追い求めます。

即物的で即効的な現物の結論を求めようとします。

人は得てして楽をしたいからその結論とは「癒し」と換言できます。

思考し、熟慮することなくインスタントな結論を探します。

でもそれは得策ではないよとかつての賢者が

これまでさんざん言っているのです。

 

――ネット社会ではタイパとコスパこそが

すべてみたいな雰囲気になってしまっていますよね。

 

その結果が

「寿司なんてご飯丸めて魚乗っけただけでしょ」ってなった。

その思考はやがて己の深くまで浸潤し、ついには

「人間、生きてたって食べて出すだけなら生きるの無駄じゃね?」

に至るでしょう。

つまり、壮大な自己存在否定という呪いを

まるで賢者の如く己に言い聞かせるという人生となってしまう。

食品添加物や農薬や遺伝子組み換え食品といった

目に見える外的環境が人を減らすんじゃないのですよ。

 

――わかりやすくて、誰でも理解できて、

すぐに敵味方がわかるようなコンテンツに

人は飛びつきますがそこで見つけた「真実」が

じつは「罠」である可能性があるということですね。

 

そのとおりです。これはシビアな話しですよ。

思考の解像度を上げるためには、

本当は20歳までの間にどれだけ膨大な量の

基礎知識を「詰め込む」かが重要なのよ。

じつは子供は無限に詰め込めるんですよ。

でもいつしか「詰め込みはダメ」になったでしょう。

 

――詰め込まれることがなかった子供は

将来どうなってしまうのですか?

 

心配いらないですよ。

その人にはその人の意識帯域に応じた

100%完璧な世界が描写され展開されますから。

自分の見ている世界よりも解像度の高い世界があるだなんて

知らなければ存在などしていないのです。

 

――本当の「賢さ」を考えるということは

とても難しいことだと思いました。

 

「愚者」の目に映った世界であっても、

彼らにとっては完全なる完璧な「本当の世界」ですからね。

なんぴともそれを妨害してはいけないわけです。

しかしそういう人が大多数を占めるようになると

80億人で共有している三次元ホログラム世界の形成が

それを標準として描写設計されるようになりますでしょ。

 

――それは変な世界になってしまうような気がしますが。

 

大丈夫です。

もしそうなったとしても、

誰もまさか世界が変だとは気がつかないでしょうから。

 

――ああ、そういうことになってしまいますね。

 

これはじつにシビアな話しですよ。

今を知りたければ歴史を学ぶこと。

しかしそれを放棄してなお人を出し抜きたいとか、

自分だけは生き永らえたいとか、

またはあろうことか「人を啓蒙しなきゃ」とかいって

奔走するならば、それは往々として芳しくない結果を生むでしょう。

かつてのドイツの軍人ハンス・フォン・ゼークトは

このような状態の人のことを

「無能な働き者」と呼んだわけですよ。

この「無能な働き者」の最大の問題点は何だと思いますか?

 

――自分は有能だと思っているということですよね?

 

そうそう。

自分が何も知らないということを知らない者によって

どれだけの仲間、地域、国、地球が害されてしまうかです。

でもこれもすべて「人間万事塞翁が馬」なのだということです。

 

――すべては意味があって必然として現れているということ。

 

ホント、そのとおりだと思いますよ。

そしてもしここでこの世界を悲観し、嘆き、怒りを覚えたとしたら

それはじつはまだまだ自分が幼稚な状態なのだということ。

 

――それこそ「感情」ですもんね。

 

この三次元ホログラム世界に留まりたいのなら

大いに泣き叫び、大いに嘆き、大いに憤怒すればいい。

それが「人」に備わった喜怒哀楽というものです。

QCはその執着をより一層際立たせるために

本気の「諸問題」や「懸案」を全力で提示してきますからね。

 

――これはもうこれまでの通常の意識では対処できない

領域にまで来ているような気がします。

 

私は仏教徒ではありませんが、

こうして「末法の世」が演出されていくということ。

そしてその末法の世を見た私たちが

どう観察し、どう解釈し、どう検証するかが

これから問われるってことです。

しかしその一方で、

問われているだなんてまったく気がつかない人も

当然いるわけですが、

それはそれで尊重するべき素晴らしい人生なのです。

 

――今まで当たり前のように、何も疑うことすらなく

思い込んでいたことなどが、音を立てて崩れていく、

そんなことが普通に起きてくるのかなと思います。

 

物心の両面からそれは起きてくるでしょうね。

今回お話ししたメカニズムを理解すると、

これからどのような「変なこと」が起こって来るか

なんとなくわかってきます。

それを考えるのが最近の私の趣味でもあります(笑)

ひとまずここでまた休憩して、

続きはまた次回ということにいたしましょう。

(澤野大樹)

 

――はい、お疲れ様でした。

澤野大樹さん、ありがとうございます。

 

image

『ソクラテス像』 画像出典:Domaniオンライン

 

ソクラテスが生きていた

紀元前古代ギリシャ時代は、

日本では縄文時代の最終期でした。

 

「汝自身を知れ」とは、当時、

デルフォイのアポロン神殿の柱に刻まれていた標語で、

ソクラテスはこの言葉を心にとどめて

「無知の知」の探求に努めたそうです。

 

インタビューの中でもお話しされていましたが、

澤野さんがこれまで模索してきた縄文スピリットとは

じつは「量子意識」のことであり、しかもそれは

古代ギリシャ時代の

「汝自身を知れ」、「無知の知」とも同義であり

遥か昔の古代ギリシャの賢人も、そして縄文人も

現在過去未来を超越したページの中、

「アト秒」で測られる点滅した時代に生きていた、ということ、

過去と未来が量子もつれを起こして

互いに呼応することによって

「現在」というホログラムが描写されているということなのでしょう。

 

こういうことを意識せずとも

当たり前のことのように考えることのできる状態こそ、

澤野さんがこれまでずっと言及してこられた

「霊性MAX」と「科学MAX」の均衡「半霊半物質」を意味し、

本質的な意味をまとった「縄文回帰」ということなのではないでしょうか。

 

このことは椅子から転げ落ちるだけでは済まされず、

まさに「邂逅の光跡」じゃないかと思いました。

もちろんそれは人を惑わす方の光跡ではなく、

人生を変革し得るものとしての光跡だと思いました。

 

ソクラテスが生きていた古代ギリシャ時代へ、そして

縄文回帰へと向かう末恐ろしい「人類がまだ見たことのない世界」

その到来が楽しみですね。

 

澤野大樹氏青森講演会主催

小野裕美子

 

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最新活字版「18」番原稿

タイトル『救世主666反キリスト』が発行されています。

活字版原稿の御用命は、

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「活字版原稿」は①からストーリーがずっと繋がって続いています。

順番に読んで行かないと理解できないどころか曲解し100%間違えます。

ですのでぜひ①からゆっくり時間をかけて

順番に読み進んで行ってください。(澤野大樹)

 

『活字版原稿』は、
■澤野氏が自分の講演会のために実際に用意した個人的な原稿です。
■講演会用に作成した講義内容が100%精妙に活字化されたものでレジュメではございません。講演会録でもなく、テキストでもなく、当日のためだけに書き下ろされた「生原稿」です。
■澤野氏から湧き出た直観のまま、できる限り手を加えることなく敢えて青森という「鏡」をとおして自然な形で残せるよう講師は努めております。

■毎回量は違いますが、A4版30ページから50ページくらいの簡易冊子形式となっております。

 

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※講演会でもアナウンスしておりますが、活字版原稿・講演会の内容はネタバレNGです。

SNSやYoutube、ブログ等にその内容をアップロード、引用・転載することはご遠慮ください。

同様に当ブログにつきましても本文のスクショ・コピペ、内容の自己解説、当方とは無関係のイベントや物販、他リンク併用アップロードはご遠慮ください。

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著作権は著作者の保護を目的として著作権法第21条〜第29条に定められています。

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私共、他社とは一切業務提携しておりませんので、当ブログ・公式サイトINTUITION以外で販売されているものは全て非公認の違法海賊版です。詐欺でありニセモノです。

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澤野大樹氏公式サイトINTUITION

 

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