紀州南部川村、本誓寺住職の赤松宗典和尚 | 地酒、焼酎、ワインが好きな大阪 茨木の酒屋社長Blog

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P1050119 土日を使って和歌山の南高梅で有名なみなべに行ってきました。理由は「座禅」です。桂経営の谷町支部の白須塾長の案内で・・・

初日はふるさと道場のすぐ近くにあるペンション紫音さんでお世話になりました。囲炉裏を囲んで、南部の山の素材をいかした山菜料理がメイン。体のすみからすみまで健康になったような気がした料理でした。

今回は座禅を体験するということが目的だったんです。ふるさと道場に行ってまず勘違いしてたのは、私座禅と瞑想を勘違いして、座禅を組んで、色々なことを思いふけるのが座禅と思っておりました(笑)

ではなく、いかに己自身を「無」の状態にし、己に勝つということが座禅の本筋だとわかりました。他人がどうの、他のことが・・・ではなく、自分が一呼吸、間を置いて自分を見つめれるか?これを座禅で学ばせてもらった機会でした。

結論からすると、以外と気持ちがいいんです。体力的にも、気力的にも。以外と長時間、座禅を組むから背中や肩が張ってしんどそうと思ってました。ところが意外で、何も考えない状態を続けれると、体のストレスというか、縮かんでる神経かが、ジンワリやわらいでいくのが体感したんです(ラッキー)

それと、意外と和尚はひとつの息で「ムー」といいながら、ニュートラルのポジションにしていくことを教えてもらったのですが、案外頭が何も考えれない状態になって日ごろあれもこれもと考えて頭が爆発するんと違うかと思ってた頭がスッキリしたような気になって良かったです。

初めてお会いしたAさんは、帰りの道中で、座禅でなかなか無になれなくて回想のように色々なことを考えてしまった。と言ってたので、無になることって意外と難しいもんだと思ってしまいました。

で、日ごろ、仕事じゃなんじゃと落ち着かない、たまにストレス発散にジムに行って頭カラッポにして運動するといいながら、頭の中は仕事のことでいっぱいの私にとっては、たとえ場所が和歌山の道場ではなくても、自分の部屋で、座禅を組むことができるなら、座禅は続けようと思いました。というか社員研修にやってみようと密かに考えてます。

無になるという自分が自分を支配できる力・・・
社会にある他人のことやいろいろな悩みに打ち勝つ己に勝つ力・・・
一呼吸を一生懸命生きる真剣さ・・・
他人や他のことに対して受けて立つ腰のすわった力・・・

座禅でそういった力を付けて生きたいですね。

同乗で短い時間でしたが過ごさせていただいたAさん。
私より3つも若いのに、骨髄の病気で本当に苦しくしんどく、薬を飲み続ける体のつらさ・・・

こんな言い方、おかしいかもしれませんが、それに比べたら私ら経営者の悩みや辛さなんか、吹き飛びます。会社が失敗したり、お金のことで命まで取られない。もちろんですが、命を前にされてる方の時間や一呼吸の一生懸命さをもっともっと私は実感して仕事でも、人生でも取り組んでいきます。

えらそうに、ブログを書きなさい。といいましたが、Aさんの体が回復したら仕事に打ち込む姿勢を今から毎日ブログとして綴ってください。勇気をもらう人間が必ずいますから・・・

外国人に対してのサービスの新しい事業の船出のときには、一緒に仕事をやれそうですね。今度は和歌山で釣りに行きましょう(笑)


みなべは備長炭の産地としても有名です。

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