こんばんは。
株式会社リビエールの河村厚志です。
いつも応援頂きありがとうございます。
早くて2035年に訪れると言われているシンギュラリティ(AIが人間の能力を超える現象)を目前にし、今の仕事の半分は消えてなくなると言われています。
そんな未来を私たちはどのように迎えればよいか。
今後の大きなテーマとなる事は間違いありません。
しかしながら残りの50%はAIが人間に絶対にとって代わる事のできない仕事と言われています。
そのとってかわる事のできない要素は何なのか?
それは感性、感情が影響する仕事です。
言い換えると理性的な計算、予測の分野においてはAIが私たち人間から仕事を奪ってしまうという事になります。
反対に感性、感情は目には見えない、人間独自の能力です。
感性優位の時代、感性を育てる教育が本当に大切になってくると思います。
しかしながら、全て感性で片付くかと言えばそうは思いません。
特に自分の今の仕事、人生において成功を掴む為には感性的な思考と理性的な思考のバランスがとても大切だと考えています。
ます、感性を高める為には感動体験を数多くできるように仕事、生活をする事をお勧めします。
感動とは喜怒哀楽が複雑に絡み合ってる言葉では言い表せない感情です。
喜怒哀楽のエネルギーを高める事は多くの感動を得る事に繋がり、感動体験は心のエネルギーとなり意欲へとつながります。
意欲は創造力を養い、生きて行くために必要な夢や目標、アイデアを生み出してくれます。
何事にも挑戦する事で喜怒哀楽のエネルギーを高めていけば、感性は高まっていくと思っています。
一方で理性的な行動は、感性的行動とのバランスがとても重要だと思っています。
私のおすすめの理性を高める方法は可視化です。
感性が目に見えない感情ならば、理性は目に見える事のできるもの、
つまり見えないものを可視化する事で高める事ができると考えています。
経営者的な観点からお話をしますと、理性的行動がなければどんぶり勘定で下手したら会社をつぶしてしまいます。
経営とは儲かる仕組みを作る事ですが、儲かる仕組みとは計画を立てそれを計画通りに実行する力と言えます。
ちなみに余談ですが、営業力やマーケティングは売れるしくみ作りだと私は考えています。
話しを元に戻します。
儲かる仕組みを作る為には数字の可視化は欠かす事ができません。
分析がとても重要です。
売上が上がった要因は?反対に下がってしまった要因は?
と考える際、数字なくして答えても全く説得力がありません。
お客様の数が減少したのか?客単価が低下してしまったのか?
またはお客様は新規のお客様?リピートのお客様?
男性?女性?年齢層は?
等、数値を可視化し「どの数字が上がれば売上に影響するのか?」を知らなければ戦略は立てる事ができません。
これは個人の成長にも当てはめる事ができます。
私の場合は会社の売上を細かく分解した数値に、人の観点で、生産性や残業時間、離職率、従業員満足度等を可視化しています。
そして個人的に交換した名刺枚数、体重、読んだ本、見た映画、摂取したアルコール、平均睡眠時間等パフォーマンスに影響しそうな数値は数多く可視化するようにしています。
数値を可視化すると法則性が見えてきます。
島田紳助さんは漫才ブームの際、あらゆる漫才師の漫才を数値化し紙に書いて貼っていといいます。お友達のオール巨人さんがテレビで言ってましたが本当によく考えていてこいつはホンマに売れる!と思ったそうです。
どの数値が上がればどの数値に影響する等、可視化する事で見えなかったことがたくさん見えるようになってきます。
私は1か月に1度の振り返りを行い
①感性的に満足度をスケーリング(数値化)
②数値の可視化(理性的)
③この1か月の良かった事(感性、理性)
④この1か月をもしもう一度やり直せるならどうする?(感性、理性)
を行います。
①~④では感性的視点と理性的視点の両方で書く事がとても重要です。
感性と理性のバランス、両方をうまく高めていけば思考の質が格段にアップし、行動の質が大きく向上します。
結果、成果には量、質の高い行動が必要です。
このブログを読まれた方は是非参考にしてみてください。
おわり