グラスホッパーの眼 -7ページ目

グラスホッパーの眼

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麻生首相が21日解散を宣言した。ここへ来ての解散宣言だが、インパクトはさほど感じない。

もっとも反麻生勢力にとってはインパクトはあったかもしれないが。

散々ぶれまくっていた麻生首相だが、最後の最後はぶれなかったと言える。もう少し早くからこの決断力を

発揮していたらここまでぼろくそに言われることはなかったろうに。

いずれにしてもこれで政権交代が争点となる初めての選挙戦が始まることになる。暑くて長い政治の夏がやってくる。




東京都議選の投票日である。
地方自治体の選挙とは言え、事実上の総選挙の前哨戦だ。

焦点は自公が過半数を維持するかどうか、民主党が第一党をとるかどうかだ。


麻生政権はすでにレームダック化していると思う。だからサミットでも麻生首相はどこか
影が薄かった。政権基盤が揺らいでいるリーダーと話しても仕方がないと各国のリーダーも
思ったに違いない。だが、当の本人は一向に強気でやめる気配は毛頭ない。厳しい世論に鈍感なのか無視しているのか。無自覚だとすれば、恐ろしいほどの鈍感である。相次ぐ発言のぶれにより国民の信頼はとうに失われているというのに。まさに裸の王様である。引き際というのは本当に難しい。


総選挙の話題に霞んではしまったが、都議選は石原都政への評価の意味もある。
オリンピック招致、築地市場移転、新銀行東京など石原都知事の政策への都民の
評価も注目だ。


そのまんま東が自民党総裁候補!?

そのニュースを見た瞬間、何かの冗談かと思った。

東国原宮崎県知事が自民党の古賀選対委員長から次期総選挙への

出馬を打診されると、条件として要求したのが自民党総裁ポストだった

からだ。


だが、東国原知事がどこまで本気なのか真意を測りかねる。

それにしても、自民党も外部の力を借りなければならないほど落ちぶれたのかと

思うと非常に情けない。もはや政党としての体をなしていないのではないか。


東国原知事の狙いが何であるかにせよ、一県知事に完全になめられてしまっている。

これもすべて麻生内閣の求心力低下によるものだ。もう内閣としての賞味期限が切れている

のではないか。


総裁選前倒し論が出ているが、看板だけ取り換えたところで本日が変わらなければ、また同じことの

繰り返しになるだけだ。総裁を変えるなら総選挙に合わせて「総理候補」として正式に誰かを立てて、

国民の審判を仰ぐのが筋だろう。恐らく東国原知事もそう考えているのではないか。それは理解できる

正論だが、己の人気が高いうちに売り込みたいという個人的な打算も透けて見えるのがいやらしい。

それに県知事としてはまだ1期も全うしていない。ここで県知事の仕事を投げ出すようでは国政に転向

したとしても、国民はついてこない。高い支持率があるから自信があるのかもしれないが、国政はそんなに

甘くはない。