野田総理が就任以来まともに記者会見を開いていない。ぶら下がり取材もなく、記者の問い掛けも完全無視。
その姿を見ていると、ドジョウが貝になったかのようだ。一体何を恐れているのだろうか?
一番残念だったのは、東日本大震災から半年たった11日に何の肉声も聞かれなかったことだ。国家指導者として
これから復興再生へかける意気込み、決意を国民に語るべきではなかったか。
大昔のギリシアにあった全市民参加のポリスぐらいの規模であれば指導者と直接対話の機会はあったかもしれない。
しかし、現代の国民は報道などを通じてしか指導者の声を聴く機会はない。その声を元にして国民は考え、行動する材料と
するのだ。アメリカのオバマ大統領は、重要政策の発表など事あるごとに記者会見を通じて国民にその決意を語っている。
思うに野田総理は党内融和、野党との協調など「守り」に徹する余り、肝心の政策遂行という「攻め」の姿勢を忘れて
しまったのではないだろうか?復興、財政、社会保障、原発、TPPなど課題は山積みである。こういうときだからこそ
「攻め」の姿勢が大切だと私は思う。沈黙は金が常に正しいとは限らない。