やはり、1週間滞在しコースで練習出来ると結果が全然違います。
怪我明けだったので、筋疲労がすごくて、リカバリーに時間を使わなければならず、週末まで2日しか練習できませんでしたが、それでも全然違います。
ATSX100に出ていた選手の中では2番目のタイム。
予選15位
上位の選手からスタートゲートが選べるので、予選は超重要です。
16位以内に入れば、1/4ファイナルまでゲート選択にアドバンテージがあります。
コースによっては超重要です。
セミファイナルまでは順調に勝ち上がりました。
しかし、セミファイナルでは、予選結果からゲート選択が出来ず、1番アウト側からのスタートでした。
ATSX100のレースの時に1番アウトスタートを経験していたので、外側が難しいのは経験済みでした。
並んで前に出ていても、外側に弾かれます。
いや〜 スタート上手く行ってもアウトに飛ばされるから、様子見ようか…
と、スタートすると、予選2位のミルコが痛恨のスタートミスで出遅れ、3人が絡み転倒!
さらに、2位でフィニッシュした選手がプッシングの反則!
なんと!!ファイナル進出!!汗
日本人 男子初!
世界選手権、キャリア2戦目です。
史上初!?
クラッシュドアイスは色んな事があるから面白いです。
ファイナルは世界ランキングでもトップの常連組!
決勝も1番アウト側スタートなので、様子を見るようにしました。
上位選手はレース慣れしていますし、テクニックの引き出しも多いです。
それを真後ろから見れたもの大きかったです。
ただ、やはり経験不足から距離感をもっと詰めても良かったと学びました。
しかし詰めすぎると前が全く見えなくなります…
足のことを気にしたのもあります。
この競技はアイスホッケーと使う筋肉が異なります。
去年、股関節の大怪我で弱い部分があるのを強化しきれていません。
連戦を転戦していくなかで、絶対避けなければならないのは、怪我です。
怪我したら終了です。
しかし、チャンスは逃してはいけません。
ビッグチャンスがあれば絶対に掴み取らなければなりません。
全ては経験です。
今はとにかく、経験を積み慣れる事が大切です。
そして、今年はお金はキツイですが、時間はあります。
こんなに世界中を転戦できる期間はこの先は難しいでしょう…
結果は4位でした。
今年から参戦したルーキーと考えれば満足の結果ですが…
1位と4位は世間の目が違います。特に日本では。
次回に続きます。