ついに、最終選考会の日が来ました。
神戸入りしてから、Gスケートパークで練習していて、会った選手は、佐藤つば冴さん、吉田安里沙さんだけでした。
前日入りした選手もいたようですが、雨で外で練習できなかったようです。
私の考えでは
Gスケートパークで練習している選手
(山内君、猿渡君)+アグレッシブインラインの選手は確実に強いと思っていました。
Gスケートパークに来ていないアイスホッケー出身の選手は出来ないだろうと思っていました。
国内で6mから降りてきて、ジャンプし下る環境はGスケートパークしかないからです。
その通りの結果になります。
6mから降りてきてジャンプをコントロール出来ず背中や首から落ちる選手続出。
奥のバーチカルで顔面強打して出血する選手続出。
後輩が撮ってくれた動画
私の当初の考えでは、ホスト国枠の3枠は難しい?残りのワイルドカード枠でどうなるか・・・と思っていましたが
インラインのスケートパークの最終選考会のルールは、2本走って良い方のタイム。
更に、コースが若干長くなり変更になりました。
1本目、軽く膝ついたのに、山内選手に次いで2位。
2本目、攻めて転び更新出来ず、インライン出身の方1人に抜かれ3位
結果インラインスケート 3位
個人的には、とても予想外でしたし、この時点でホスト国3枠入れると思いました。
1ヶ月アイスに乗っていなくても。
平面のアイスに関しては、参加してきた中ではプロでアイスホッケーをやってきた自分が1番滑走回数が多いからです。
動画は2本目
1本目は無難に。
2本目はジャンプも片脚づつにして攻めましたが、スライディングして立った時に古傷の違和感で無理でした…
3週間詰め込んで練習したのと、
3月から11月まで、3回しか乗ってないので筋肉が1本しか持ちませんでした。
詰め込まなかったら、インラインが結末出なかったと思います。
結果
インラインスケート 3位
アイススケート 2位
総合2位でホスト国枠出場決定!
コンディション抜群の1位通過の山内君(大学生)には勝てないだろうな・・・と最初から感じていました。
彼だけ、インラインもアイスも別次元でした。
そして、3位で通過したパイオニアの猿渡さんの本気度も雰囲気で感じるほど他の参加者とは別格でした。
私は、使えるものは全て使って準備した結果、インラインスケート10回ほどの練習でもホスト枠を取れたことは、非常に驚く結果でしたし、ホッとしました。
自分が今までしてきた、アスリートとしての準備や本気で取り組む姿勢は確実に生きていたと感じる瞬間でもありました。
今シーズン、どこのチームからもオファーがなく、更に身体の調子も悪く、複雑な心境の期間を過ごしてきた自分にとっては、
久しぶりの緊張感が嬉しかったです。
⑦に続きます。
続けて読んでくれている方、ありがとうございます。