大選挙区比例代表制 | Al Kinetoj 2 (アル キネートィ 2)

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ラジオのニュースを聞いていたら、選挙区の議員定数について報道されていた。自民党・民主党は現在の小選挙区をあまり崩さないように比例代表の部分で定数を削減しようとしている。他の小政党は中選挙区制にしたいと言っている。お互いに自分の党が有利になるように主張している。

これは当然の主張かもしれない。

国民の立場から言えばどうだろう。

国会議員は国全体の事を考えなければならない。自分の選挙区にだけ利益を誘導する人であってはならない。今の小選挙区制のもとでは、選ばれた国会議員さんは自分に票を入れてくれた人たち、つまり地元の人にお礼をしなければならないと思うのは当然でしょう。

これでは国はよくならない。どうすればよいか。

簡単なことだ。小選挙区制をやめて、大選挙区制にすればよい。

そして比例代表制にすれば、今まで通り政党政治が続けられる。

国会議員は小さな選挙区でなく、国民全体から選ばれることになるから、一部の地方へ利益誘導する必要がなくなり、常に国民全体の幸福のためにまい進できる。 そうじゃないですか。

選挙区による一票の価値の格差なんてなくなるし、国会議員の定数の変更だって簡単にできる。

「選挙区が日本全国になるから、選挙運動が大変になる」とおっしゃるかもしれないけれど、情報化社会になった現在、選挙公報だけでなく、新聞、ラジオ、テレビ、インターネットなどを上手に使えば、選挙はそんなに大変ではないでしょう。

国民の立場から言えば、3-4人の中からましな1人を選ぶより、300人くらいから優れた1人を選んだほうがずっと良いでしょう。