野性動物なのだから… | La politique et la vie~リバーマンのブログ

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リバーマン@復興日本です。政治活動、選挙活動を通じて、様々な出会いがあり、様々な勉強をさせていただきました。4年間活動をして、学んだことを中心に、選挙という視点から見た政治の世界について書いてみたいと思います。

「箕面のサル」餌やり禁止条例を可決

                              (読売新聞 - 09月25日 12:00)

国の天然記念物「箕面のサル」が増えすぎている問題で、大阪府箕面市議会は25日、市内の野生ニホンザルへの餌やりを禁止する条例を可決した。

違反者には1万円以下の過料が科せられる。罰則付きの餌やり禁止条例は全国でも珍しいという。施行は来年4月1日。


市によると、観光名所「箕面大滝」周辺に生息するサルは、観光客らがお菓子などを与えるために増えすぎ、農作物を荒らしたり、観光客を威嚇したりする問題が起きているという。市は、サルに栄養を与えすぎない抜本的な対策が必要と判断し、条例制定に踏み切った。



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これが全国的に広がればいいと思う。

箕面のサルに限らず、野性動物に餌付けするというのは、自然に対する冒涜だと思っている。

私のフィールドである柳瀬川でも、カルガモなどに餌を与えている人をよく見かけるが、野性動物に「可愛いから」は通用しない。 我々人間が良かれと思ってやっている事も、野生動物から見れば「余計なお世話」なのだから、静かに暖かく見守ってやればいいのだ。

とはいえ、自然との共生は難しい。 開発という名の自然破壊により、餌となる植物が減少し、野生動物は棲む場所を奪われてしまったのだから、 人間は罪深いことをしたと思う。 その罪滅ぼしの気持ちで餌付けを行う人もいるだろう。 気持ちは分かるが、でも、絶対に介入すべきではないのだ。 

我々がやるべきこと…破壊された自然を再生させ、少しでも野生動物が棲みやすい環境を作ってあげることしかないのだ。