”逆転の夏”から1年 | La politique et la vie~リバーマンのブログ

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リバーマン@復興日本です。政治活動、選挙活動を通じて、様々な出会いがあり、様々な勉強をさせていただきました。4年間活動をして、学んだことを中心に、選挙という視点から見た政治の世界について書いてみたいと思います。

昨年の今頃は参議院選挙の真っ最中でした。 大学の後輩にあたる水村篤弘所沢市議の選挙に関わったことがきっかけになり、山根隆治選対に入り、街宣を担当しました。 事前を含めて丸2ヶ月間街宣車を運転し、ビラを配り、着ぐるみ(民主くん)に入りました。途中何日か休みはありましたが、ほぼ毎日埼玉県内を動き回っていました。

 本選に入り、刻々と情勢が変わる中で、戦術の変更を余儀なくされ、選対本部の皆様も、我々現場スタッフも、それこそ夜を徹してそれぞれの役割を果たしました。 その甲斐あり、当選という素晴らしい結果となりました。ぴかぴか(新しい) 開票日の夜、8時33分にNHKが当確を打った時は、事務所全体が歓喜に包まれ、私も仲間と抱き合いながら号泣してしまいました。 厳しい選挙でしたから、報われたという思いと、やり遂げたという思いが交錯し、感極まってしまったという訳です。


選挙というのは水ものです。 戦前は有利と見られていた候補者でも、情勢分析を怠り、戦術を誤ると、最悪の結果となってしまいます。 もう間もなく行われるであろう総選挙も、現在は民主有利とされていますが、情勢次第でどう転ぶか分かりません。 更に「次の選挙で勝つつもりだが、仮に勝てなくても終わりではない。ラストチャンスという言い方は好まない。次のチャレンジはある。民主党は次の選挙で勝てなかったからといってダメになる政党ではない」 と、岡田克也副代表はコメントしたようですけど、「次もあるから」と選挙に臨む候補者なんていません。候補者に関わるスタッフも、支持者の方も、勝つために必死になります。それこそ背水の陣で臨まなければ、選挙は絶対に勝てません。

と、偉そうなことを書いていますが、やはり昨年の参議院選挙や、所沢市長選挙に関わったことで、選挙の怖さを知り、選挙の奥深さを知ったのです。 多分総選挙もスタッフとして関わることになりますが、1日1日が勝負だと思ってます。 気を抜いている時間などありませんから、参議院選以上に過酷な選挙になると思ってます。