経験ゼロから人気セラピスト養成するスクール、リバーアイランド代表の川島貴幸です。
ご訪問いただきまして、ありがとうございます。
セラピストさんのお悩みとして、お客さまがケアが終わった後の変化に気づけない、痛みを探してしまうなどがあるようです。
お客さまが変化が分からないのは、当たり前のことかも知れません。
セラピストさんとお客さまでは身体の見方が違うんです。
セラピストさんは、どこに、どのくらいの変化が出るか知っていますので、それを確認するように見ています。
しかし、お客さまは大きな変化、劇的な変化を求めています。
来店前に劇的な変化があるビフォー＆アフターの写真などを見ているため、自分もケアを受ければそうなると思っています。
ですから劇的な変化を求めて、それを期待していると、変化出ていても、劇的に変わっていなければ、変わっていないと判断してしまうんですね。
劇的な変化は小さな変化の積み重ねでしかありません。
小さな変化に気づけなければ、いつまで経っても劇的な変化は得ることが出来ないんですね。
ですから、小さな変化に気づければ劇的に変われるということです。
カウンセリングの時点で、そのようにお伝えしておけば、変化を求めているお客さまは、小さな変化に気付こうとする、感じようとするものです。
感じようとすれば、変化に気づくことが出来ます。
お客さまが変化に気づいたら、気づけたことが素晴らしいことだと褒めてあげましょう。
そうすると、もっと気付こう、感じようとセンサーの感度が上がり、敏感になります。
敏感になればちょっとした変化にも気づけるようになる。
『ケアをする→変化する』、と言う条件付けが出来れば、お客さまは勝手に変わっていきます。
痛みを探す人も少なくないと思います。
痛みを取ったり、消そうとすると、痛みにフォーカスしています。
そうするとまだ痛みがあると探してしまいます。
実際は10だった痛みが6くらいになっていたとしても、痛みがあると思う訳です。
10あるものが6になっていれば、軽くなっていると言うことです。
もうお分かりですね。
軽くなったということに気づければOKなんです。
『ケアをする→軽くなる』、この条件付けが出来れば、お客さまはどんどん良くなります。
悪いところを探すのではなく、良いところを探す、良くなった部分を探す。
良くなった部分が増えていくと、悪い部分はそのうち無くなるということです。
フォーカスすべきは痛みではなく、良くなった部分です。
軽くなる、楽になる、動きやすいという、小さな変化に気づくことが大切なんですね。
お客さまは、それを知らないだけなんです。
セラピストさんは、カウンセリングの中でしっかりお伝えしておかなければいけないんですね。
施術の出来を左右するのは、カウンセリングです。
お客さまがリラックスし、前向きになるようなカウンセリングが出来ていれば、自ずと施術は上手くいくものです。
施術の効果、結果にお客さまが満足していないと感じるセラピストさんは、カウンセリングから見直すと良いかも知れません。
良くラポールを築くと言われいますが、信頼出来るセラピストさんになることは、とっても大切です。
カウンセリングは質問をするだけでなく、信頼関係を気づく重要なポイントとなります。
施術の技術はもちろんですが、カウンセリングもしっかり身につけていきましょう。
そうすれば、お客さまとより良い関係を築き、結果も付いてくるようになるはずです。
お客さまとセラピストが共に笑顔になれるよう、セラピストに必要なことを身につけていきましょう。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
経験ゼロから人気セラピストを養成するスクール、リバーアイランド代表の川島貴幸でした。
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