単純で当たり前だけど、効果絶大なこと | 大阪でさとう式リンパケアを学べるスクール リバーアイランド代表 川島貴幸のブログ

大阪でさとう式リンパケアを学べるスクール リバーアイランド代表 川島貴幸のブログ

痛みや不調からの開放、そして機能性と美しさの両立。
さとう式リンパケアのセラピスト資格、講師資格を学べるスクール『リバーアイランド』の講師の川島貴幸です。
初心者でも安心して学べて、セラピストや講師として独立出来るまでのサポートも受けられます。

経験ゼロから人気セラピスト養成するスクール、リバーアイランド代表の川島貴幸です。

 

ご訪問いただきまして、ありがとうございます。

 

 

 

定期的な技術更新の場として練習会を設けています。

 

最新の情報はもちろん、その時の生徒さんのお悩みや疑問にもお応えする機会ともなっています。

 

 

 

生徒さんの中には、医療従事者さんとして臨床の現場に就いている方もいらっしゃいます。

 

昨日の練習会では、理学療法士の方から、臨床の現場での患者様へのアプローチについてのご相談がありました。

 

 

 

腰痛がひどい方へケアをする際に、横になると起き上がるのが辛いので、座位(座ったまま)でのケア方法や、少し状態が良くなった場合の側臥位(横向きに寝る)のケア方法を知りたいというご相談でした。

 

 

 

どのような症状をお持ちの患者様なのかお聞きしていると、ケア方法云々の前に、患者様からの信頼が得られていないということが分かりました。

 

 

 

ケアをする側である理学療法士と患者様が同じ目的に向かい、情報を共有しておくことが最も重要です。

 

これが出来ていない場合、患者様は理学療法士さんの話を聞かなかったり、わがままを通すことがあります。

 

 

 

このような事例は臨床現場では少なくないことなのですが、患者様はドクターの話は聞くのですが、理学療法士さんの話は聞かないことがあります。

 

患者様がこちらの指示にしたがってくれない、やる気がない、半分寝たように時間が過ぎるのを待っている...

 

そんなことがあるようです。

 

 

 

理学療法士さんは物凄く勉強していて、患者様に良くなって欲しいという気持ちの強い方が多いのですが、患者様の態度や状態が上がらないことに苦しんでいる人が少なくありません。

 

自分の知識や情報が足りないのではないか、技術がないからではないか、だから勉強しなくては、そうやって自分を責めて苦しんでいるんですね。

 

 

 

もちろん、知識や技術を学び、自分を磨くことは大切なことですが、大切なのはそれだけではありません。

 

 

 

このような事例では、単純にコミュニケーション不足のことが多いのです。

 

 

 

ドクターの指示のもと、理学療法士さんは患者様の治療計画を立てて説明し、ケアを施し、運動指導などを行います。

 

こちらからの説明はちゃんと行っているのですが、患者様の話を聞くということが出来ていない場合があります。

 

 

 

もちろん限られた時間内で、ある程度の結果を残さなければいけないので、一刻も早くケアを行わなければ、運動しなければいけないと思いがちです。

 

しかし、自分の身体を預けるのに値する人なのか、信頼のおける人なのか、この人の言っていることは正しいことなのか、そのような不安要素を払拭することが最も重要なことです。

 

これが出来ていなければ、状態も上がらないし、患者様の協力も得られません。

 

 

 

こちらから説明するだけでなく、辛いということを聞いてあげる、それは辛いですよねと共感する、じゃあ良くなるためにはどうしたほうが良いのか、一緒に考え、情報を共有する。

 

情報を共有し、一緒に良くなる方向を向き、協力していかなければ、良くなるものも良くなりません。

 

患者様が依存していてはいけません、自らが良くなるという意思を持たなければいけないんですね。

 

 

 

そのためには、最初に時間を掛けてでも、しっかり聞くと言うことが肝心なんですね。

 

人と人との関わりにおいて、上手くいかないことのほとんどはコミュニケーション不足が原因です。

 

 

 

口は1つ、耳は2つ付いているのは、聞く方が大切だからとユダヤ人の教えでは言うそうです。

 

 

 

患者様が聞く耳を持たない、その状態を作ってしまうのはこちら側に原因がある。

 

聞いて欲しいなら、まず聞くことが大切なんですね。

 

 

 

名だたる経営者の人々は、社員の言うことに耳を傾けることが出来る、聞くということを大切にしていると言います。

 

部下の話を聞かない経営者は、雇用関係で成り立っているに過ぎません。

 

給料をもらえるから、言うことを聞いているだけです。

 

 

 

この人に付いていこう、この人のためにやってやろうと思われるような経営者や、人望のある人は聞くと言うことを大切にし、強固な信頼関係を築いています。

 

 

 

セラピスト養成講座でも1番重点を置いているカウンセリングです。

 

カウンセリングでも、テクニックが存在しますが、それも学んだ上で、テクニックに溺れないように、まずはしっかり聞くと言うことを大切にするよう指導しています。

 

 

 

人は怪我や不調によってストレスを抱えています。

 

ストレスは内側から身体の状態を悪くします。

 

それを吐き出すだけでも心が軽くなります。

 

 

 

聞いてあげるだけで身体が楽になったと言う話はたくさんあります。

 

聞くということが、いかに大切かわかりますよね。

 

 

 

患者様やお客さまの状態が上がらない、言うことを聞いてくれない、上手くいかないとお悩みの医療従事者さんやセラピストの方は、まず聞くと言うことをしてみましょう。

 

 

 

単純で当たり前のことですけど、意外に出来ていないことです。

 

単純に当たり前だけど、効果は絶大ですよ。

 

 

 

カウンセリグから、ケアの応用までしっかり学びたい方はこちらから←

 

 

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
 

経験ゼロから人気セラピストを養成するスクール、リバーアイランド代表の川島貴幸でした。

 

 

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