去年たまたま知り合った日本人の女性と最近食事しました。
香港に10数年いて、ここ数年はご自身でビジネスをされていて、
色々なマーケット事情に通じていらっしゃることから、話題がたくさん。
自分の好奇心の素をつつかれるようで、いつも勉強になります。
その日印象的だったのは、香港人と投資についての話。
余命数ヶ月という香港人の女性のお見舞いに行ったとき、
ファンドを買うと言いだしてびっくりされたと。
いつも投資をしていたその方は、入院生活を初めて
からも、いつものように新聞やニュースで市場の追っていて、
買い時が来たので買ったそうで。習慣として買うというのが
香港っぽいと感じた自分です。
日本ならきっと、病床に就かれた方の前で投資の話をすると
不謹慎だと思われるところでしょうが、香港では(私の会った
ことある人たちは)日常的に投資のことを考えていて、初対面で
ランチしたときも、○○を買おうと思っているとか普通に話題に
あがるのです。
リーマンのミニ・ボンドで損出してしまった個人客たちが、
今でもセントラルの銀行前で定期的にデモをやっています。
中には年配の方も。先週はBOC前で抗議していました。
この前、沙田の競馬場に行ったときも、目に入ってくるお客さんは
50代・60代の人たちがほとんど。ご夫婦で新聞とモニターを
追いながら、馬を選んでる姿にはりりしいものすら感じました。
おそらく、総資産の60~80%くらいを投資に充てているのだから、
行動力が違いますよね。公務員や大手企業勤めの方は別として、
多くの香港人は十分な政府補助(年金や医療保障など)を受けられて
いないという話もあります。
キャピタルゲインは課税されない香港だから、みんな投資しやすいの
でしょう。でも、みんなが儲けられているわけじゃないですから、
どの人も受けられる保障制度をつくってみてもいいかなと思います。
特に、高齢の方には日々投資やギャンブルだと心臓に悪いですよね。笑