GWが来たぞ!
本ブログを書き始めてからこっち、GWには毎年カブチヤンで遠征に出かけている私。
一昨年は小淵沢で乗馬、昨年は北茨城でキャンプ&名所ツーリング。
今年の舞台は〜……群馬!
具体的には、浅間山近くの「鬼押出し園」をメインコンテンツとした泊まりツーリングの計画を立てました。
一昨年の小淵沢、GWではないですが同じく一昨年の福井恐竜旅行と、1泊2日にするとメインコンテンツがカツカツになることを2度の敗北で学んできています。なので昨年のGWキャンプ同様、1日目と3日目を移動日にして中日をメインコンテンツに充てる戦略で攻めていくぞ。
というわけで5月3日〜5日の2泊3日で実際に行ってきたので、本記事ではそのもようをお届けします。
さっそく1日目、拠点とする宿への移動日。
メイン目的地である「鬼押出し園」のすぐ近くに宿を取るのが理想ではありますが、初日の移動距離がけっこうなことになるのと、そもそも観光地近くの宿×GWの組み合わせは凶悪なので、宿からメイン目的地までの移動もまた一つのツーリングとして楽しめるくらいの距離から選定。
他の店舗を利用したことがあって勝手も分かっているからということで、富岡のHotel R9を利用。国道沿いをメインに展開するコンテナホテルですな。
移動途上では恒例の道の駅スタンプ集め。
そのために訪れた道の駅みかもにて、気になる施設の情報をゲット。
他にメインディッシュがあるとはいえ前菜たる1日目が道の駅だけというのも何か寂しいので、ここに彩りを追加。
とちぎ花センターに来ました。
中央の花壇が圧巻。
花といえば私の愛してやまない国営ひたち海浜公園。
ですがこことちぎ花センターは、ひたちの公園と異なり大きな温室があります。
今はちょうど、目玉とも言えるヒスイカズラが開花中。
本記事執筆にあたり公式サイトを確認したところ、まだいくつかの房が咲き始めた状態とのことなのでもう少し時間をおいたら圧巻の「翡翠色の壁」が見られるかも?
道の駅どまんなかたぬまは大規模な、そしてかなり賑わっている道の駅でしたね。どまんなかってどういうことかと思ったら日本列島のどまんなかってことらしいっすよ。
常設なのかGW限定なのかまでは分かりませんが、ミニ遊園地みたいなのまであったわ。
足湯も堪能したし。
あと佐野市公式キャラ「さのまる」の存在感が強すぎた。過去にゆるキャラグランプリを獲った経歴もある手練です、よそならいらすとやが使われるところだろうことごとくにさのまるがいるぜ!

眠みが強すぎて決断的アイスコーヒーをキメたり、道の駅のミニ遊園地その2と出くわして実は
ありふれてるものなのか?となったり。
そんなあれこれを経て宿にたどりつきました、疲れたねえ。
近くのスーパーで惣菜とビールを買ってささやかな宴を催し、土曜プレミアムのジュラシックワールドを見ながらブログの下書き(将来この記事になるやつ)を書き進めて1日目はフィニッシュ。
2日目、メイン目的地へのアタック日。
朝5時起床、ささっと朝ごはんを食べたら早朝から出発。
目的地は最初に述べた通り「鬼の押出し園」、言わずと知れた別荘地・観光地軽井沢に行くわけですから、まだ人が少なそうな時間に向かいます。開園凸狙いです。
ナビアプリ曰く開園20分前に着く予測になっていましたが、道中にはまあまあ過酷な峠道、いくらカブチヤンもがんばってるといってもなかなかそうはいきません。結果的には開園直後のちょうどいい時間にたどり着くこととなりました。
そうそう、鬼の押出し園公式HPを見るとアクセス方法として鬼押ハイウェイが案内されていますが、こちら自動車専用道路なので原付2種であるスーパーカブ110は(なんならボアアップカスタムで126CC以上にしていない限りどのカブシリーズも)通ることができません。
ただいちおう、有料道路を回避して鬼の押出し園に到達するルートは存在しています。詳しくは調べてみてくれよな!
なお自分は排気量ごとの案内に対応しているナビアプリ、ツーリングサポーターを利用したのですが、あとから調べて知ったルートよりも過酷な道を通ることになりました。小型原付乗りの道しるべことツーリングサポーターですが、本件ばかりはセカンドオピニオンにあたってはいかがかと。
ともかくたどり着いた鬼の押出し園。
出発したときは行く先の雲色が怪しくて不安を抱いたりもしましたが、いざたどりつくといい天気!でも風つよっ!
正直ちょっと薄着すぎたし、なんならここに来るまでの道程のためだけに冬用グローブを用意するべきだったなと後になって思いました。朝の時間なのを鑑みても、やっぱ標高高いところは違うぜ。
さて、鬼の押出しとは、1783年の浅間山噴火によって流れ出た溶岩に由来する地形。
ジャンル的には、桜島の有村溶岩展望所に近いと言えそうですが、見どころについては色々違うところを具えています。
まず、前述した浅間山の噴火は桜島の大正噴火よりも数百年単位で古い出来事なので、植物相の移行が全体的にかなり進んでいるようです。高山植物の開花状況をコンテンツにできるレベル。
この黄色い花はちょうど見頃を迎えていたヒカゲツツジ。
桜島は異なる時代に流れ出た溶岩流が隣接する形で存在する地域があるので、植物相の移行そのものがコンテンツになっていた覚えがあります。
鬼の押出しのもう一つ見どころといえば観音堂、件の噴火で犠牲となった村人の霊を慰めるために建立されたものです。生存者も当時存在した観音堂に避難した人だったとのことで、なんとなく仏教の存在感が大きい場所ですね。
一方桜島は神社の鳥居を火山灰で埋めたところが観光地になっていた。いやちゃんと現役の神社もありますけども。
園内の散策では、今回の旅のために買った双眼鏡がさっそく活躍。
入場してすぐのところに「千トン岩」を見てみようって案内板がありましてね。すぐ近くに観光地定番の望遠鏡が設置されているのでそれで見てみようってのが本来の主旨なわけですが、せっかく自前の双眼鏡があるので使っちゃう。
思ったよりよく見えたわ、8倍のやつなんですが。アウトドアでは舞台やコンサートよりも遠くを見ることになりますが、人の表情ほど細かく見る必要はないので、これくらいの倍率でも十分ですね。千トン岩は山頂付近の岩で最大のものなんですが、周りの小さい岩(すぐ近くまで行くと人より大きいのでしょうが)まではっきり見える。
※余談ですが千トン岩の実際の重量は約3千トンと推定されているもよう。こういうので名前より数字が大きくなることあるんだ
見晴らし台でも何気なく双眼鏡を覗いてみると、ロープウェイと思しき乗り物を発見。そこにあると分かっていれば肉眼で確認できなくもないサイズではあったものの、でも双眼鏡なかったらそこにあると分からなかったって。
あと園内のところどころにあるコンクリートの屋根付き休憩所を見るにつけ、「ははーん、万が一のときの避難所を兼ねてやがるな?」と察するなどした。
桜島にもね、似たようなのいっぱい設置してますからね……
そのようにして、メインコンテンツを堪能。
ここからは宿に戻りつつ、途中気になるところがあったら寄っていくスタイルに。
まず鬼の押出し園を離れてすぐのところにあったライダーズカフェでお昼ごはん。
散策時に幾度となく襲ってきた強風&帰宅ルートの過酷さに一気に体力をもっていかれた私は、「ランチ」の文字にいとも容易く吸い込まれたのだ。
ナポリタンをコーヒーと一緒に食べました。一緒にポテサラとか、シューアイスとか、お菓子とか、なんか色々もらったわね。
何気にライダーズカフェというものが初めてだったのですが、店主の趣味を全力で表現した店内っていいですよね。
温泉にもどっかで入っておきたいなというとき視界の端に飛び込んでくる立ち寄り湯の文字。
正午をちょっと過ぎたくらいの早い時間ですが、千ケ滝温泉でひとっぷろ浴びて体力回復。
下りになってもやっぱり大変な碓氷(うすい)峠を越えてすぐ、ふと左に目をやると多数の列車が展示されているのが目に入り、行きでも前を通ったのにその時は全然気付かなかった反動も相まって驚愕、急遽碓氷峠鉄道文化村にエントリーだ。
急勾配に苦しめられた横川-軽井沢間の路線をメインに据えた鉄道資料館です。多数の展示資料、巨大ジオラマ、やたらかわいい公式キャラ、規模のわりに密度がみっしり詰まってる。
敷地内にはトロッコ鉄道の駅があり、日帰り湯のある「峠の湯」との間を往復しているそうな。
知ってたら旅程に組み込みたかったやつだなそれは……!
まあ今回はとちぎ花センターといい寄り道がうまくできてる感触があるので、よしとしましょう。ここ気になる!で道を逸れること自体が一つ旅の楽しみ。
ところであの、まだアニメ化が追いついていないエピソードですが、もしかしてゆるキャン△でなでしこが恵那・絵真と一緒に来てたところじゃね?(※2月に原作コミック全話無料公開キャンペーンに乗じて一気読みした人)
アニメ勢の人も、「アプト式」の単語にはピンとくるのでは。
敷地内を周遊するミニアプトくんにも乗った。
あとは帰りの道中の道の駅「みょうぎ」(朝に近くを通ったときは開店前だったのだね)でスタンプを回収した後、宿に帰還。
軽井沢ビールで優勝し、普段見ないテレビを見て眠りについたのだった。
3日目、最終日。
ギリギリまで観光をしていくスタイル。宿泊地である富岡の観光が逆にスカスカなので、ここで回収していきます。
まずは群馬県立自然史博物館へ。非常に私好みの施設ですが、存在を知ったのは1日目夕方、宿周辺の店を調べているときに発見しました。
恐竜を含めた各種骨格標本や剥製を展示。帰りの時間もあるので解説文はほどほどに流し見でしたが、それでも満足度高し。……いや解説文読むのほどほどにせいって。ほどほどに流し見しつつほどほどに長居した気がします。
動くティラノロボット。今時ティランノサウルス表記を貫く珍しい施設だ。
そして富岡といえばもっと有名なところ、ありますよね。
そう、富岡製糸場! 世界遺産だ!
教科書で見たことあるやつぅ!
保護のためか機械にビニールがかけてありましたが、それでも教科書で見たことあるやつを実際に目にする感動はありましてよ。
人が多いのと、帰りの時間が気になるのと、見学中カブチヤンにキーをさしっぱにしてきたことに気付いてそわったりで、解説を一つ一つ確認する余裕はありませんでしたが。あれを実際に目にする感動を味わえたのはよかった。
でもキーさしっぱの精神的デバフがデカすぎたのでやっぱリベンジしたいです!!!
カブチヤンはさしっぱのキーともどもなんともありませんでした。
家に近付けつつも、寄れそうな道の駅のスタンプを少しでも回収。
そして道の駅よしおか温泉に向かう道中でついに!
記念すべき走行距離10000kmを突破! これからもよろしくなカブチヤン!
今回のラスト道の駅、道の駅ふじみ隣の「富士見温泉見晴らしの湯」で温泉を浴び、ラストスパートの準備を整えたら、残り100kmをひたすら走って帰宅。
夜の帰宅となりました。
鬼の押出し園というメインコンテンツがありつつ、全体としてはガッツリツーリングができた良い遠征でした。
元の計画になかったいろんな立ち寄りポイント、とちぎ花センター・碓氷峠鉄道文化むら・群馬県立自然史博物館といったアドリブも利かせられてこれぞ一人旅の醍醐味。
他にも気になるスポットがいくつかあったので、いつか再訪したいですね、群馬。アプト式電車が走ってためがね橋とか峠の釜めしとか群馬サファリパークとか、気になる。







