今年もやってきましたね。
毎年恒例、GW遠征の時期!
2023年は八ヶ岳で乗馬、
2024年は北茨城でベースキャンプを張ってのツーリング、
そして昨年、2025年は群馬まで鬼の押出しを見にカブチヤンを走らせました。
4年目ということで、段々ネタも尽きてきたというか……
わりと今年の遠征企画は難航し……
乗馬遠征に行くか、どこか目的地を決めてホテル宿泊のツーリングをするか、キャンプするか、アクティビティも定まらず、各アクティビティやるにしてもではどこでやるのかも定まらず。
迷走の末に、鬼スケジュールで大洗からフェリーに飛び乗って北海道へ行くとか、横須賀からフェリーに飛び乗って福岡から阿蘇へ行くだとか、はたまた飛行機で移動して現地でレンタルバイク借りるとか――マジで迷走しました。
最終的には、宿泊費を安く抑えられるというのでキャンプすることにして。
目的地は何かチャレンジ性が欲しいなということで、比較的近場ながら1周みたいなことがやりやすい房総半島……千葉県を周ろうということに。
最東端の犬吠埼、最南端の野島崎を必須とし、道中の道の駅を周ってスタンプを集め、夜はキャンプする、2泊3日の旅の計画を立てました。
房総半島暴走ツーリングというタイトルにしたかったが人聞きが悪すぎて却下したのは内緒
具体的には、1日目茨城県南部から東進してまずは犬吠埼を攻略。そこから南下を開始し、道の駅を周り勝浦のキャンプ場で1泊。
2日目はキャンプ場を撤収後、さらに南下。海沿いを走ってやはり道中の道の駅を周りつつ、野島崎に至ります。その後は時間を見つつ北上に転じ、次のキャンプ地のある木更津市の内陸部へ。
3日目はキャンプを撤収後、自宅の方角へと向かいつつもやはり道中の道の駅でなるべくスタンプを回収、というプラン。
果たして計画通りに事は進んだのか。
ここから、実際の旅の様子をお届けします。
前日の準備中、新アイテムのパッケージを開ける時に硬めのプラスチックの縁で親指の腹をザックリ切るというデバフを受けつつも、ともかく5/2の早朝に荷物をカブチヤンに積み込み出発。
計画通り、房総半島最東端にして、関東最東端でもある犬吠埼を目指し走ります。いきなり100km近くを走るぞ。
100kmあるので途中のコンビニで休憩、してるときのカブチヤン、今回の積載。
前回はシートバッグ上に配置した寝袋をまたベトナムキャリアに戻し、散策時持っていく用のバッグと一緒にネットで固定。
新しくタナックスのツーリングネットLサイズを実装しました、前から使っていたのより一回り小さいネットが欲しくなってですね。
ネットの目が細かいから小さめのものも固定できるし、フックが引っ掛けやすく外れにくい形で使いやすく、いいですね。コンビニや観光地でバッグを下ろし、また積載しなおすのもスムーズでした。良い買い物をした。
まあこいつのパッケージを開けるときに親指の腹をザックリ切ったので、わりと因縁のアイテムにはなったんですが……
それはさておき、房総半島最東端に到達。関東最東端を兼ねます。
東にある地域の方が基本的に日の出が早いのですが、山頂と離島とを除いて考えた場合、ここ犬吠埼が最もはやい日の出を拝めるとのことです。
もっと東側にある岬も北海道の納沙布岬など存在しますが、緯度差も総合すると犬吠埼が最速になるもよう。
犬吠埼灯台は全国で数少ないのぼれる灯台、99段の螺旋階段の先に見える景色がこれだ!
北側、君ヶ浜。
東側、太平洋。
太平洋ってやっぱり広いなあ。
出身である鹿児島も海が近い県ではありますけど、自分の実家的になじみ深い海は錦江湾でしたので、太平洋の果てしなさは見るたび圧倒されます。
写真ではお伝えしきれませんが。
GWとあって他のお客さんも多いので、早々に灯台の上からは撤退。階段も狭いし。
資料館で昔使われていた灯台の巨大レンズの展示なども見て、近くの店舗でソフトクリーム食べたりコーヒー飲んだり休憩したら出発。
ここからは、房総半島東部を南下していきます。
といっても海沿いにはこだわらず、あくまで1日目のキャンプ地道中にある道の駅を目的地としていく形。
千葉県東部の有名どころと言えば九十九里浜ですが、GW中はどう考えても爆混みが予想されますのでね。
というわけで、まずは道の駅オライはすぬま。
到着時、ちょうど地元の団体がソーラン節を披露していました。なつかしいな、小学生か中学生のときに運動会でやったわ。ヘルメットやジャケットを脱いだりしながら鑑賞。
ちょうど12時前後にたどり着いたので、ここでお昼ごはん。
いろいろ出店が出ていたうちの、餃子をセレクト。最初はおとなしく5個パックにしようと思ったのに、店員さんの「10個の方がお得ですよ」の声に負けて10個パック買った。おいしかったです。
次に向かったみのりの郷東金は、広大な緑花木市場が充実。
どの道の駅も直売所に大なり小なり園芸コーナーはありますが、ここは格段に広いっすね。
その後はむつざわつどいの郷と、たけゆらの里おおたきに立ち寄りスタンプを回収。
東側はジビエを扱っている道の駅が多かったですね、イノシシ、シカ、そしてキョン。
千葉全体でジビエ推しなのかなと思ったりもしたんですが、2日目の南部、3日目の北西部の道の駅では見かけなかったので東部だけなのかも?
そんなこんなで1日目のキャンプ地、勝浦市にある「REWILD GREEN FIELD CAMP」に到着。
ご覧の通り芝のキレイなキャンプ場。
時期が時期だけにファミリーが多かったのですが、ソロ専用サイトを予約していたので自分のサイトでは静かに、管理棟の方に行くとにぎやかさを感じられるちょうどいいバランス。
まあ……夕方あたりから風が強くなって、キャンプ場についた時にはほぼ暴風になっていて、実際は静かにのんびりとはいかなかったんですがねぇ!!!
風に翻弄されながら、なんとかテントを建てました。ロープも張って風対策。
今回は専用グランドシートを半分に折って前室部分を土足仕様にしました、やっぱり自分的にはこの方が使いやすいかな。
暴風の中立ってるだけでもしんどかったのですが、テントの前室に入ることでやっとくつろげるように。風向きはだいたい一定だったので、前室に風が吹き込まないような向きに設営できたぞ。
この日は焚き火も諦めたので、前室にテーブルとチェア並べてだらだら。
蚊取り線香を提げ、その向こうの愛車を眺める。
晩ごはんはまたもカレーライス。
肉を焼きたかったんですが焚き火できないから仕方ないね。
とはいえ、過酷な環境の中、自分で建てたシェルター内で凌ぐという経験、悪くない。
暴風がテントを揺らす音を聞きながら就寝。
2日目。
深夜から朝にかけ暴風は続き、雨も降ったりやんだりな天気。さっそく幸先が悪い。
テントの中で朝食をとり、撤収しやすいよう雨が止むのを待ちますが……
天気予報を見る限り、雨が止むまで待つとチェックアウト時間を過ぎると判断し、雨の中の撤収作業を敢行。
なんか、片付けを始めたら雨弱まってきた。
とはいえテントとグラウンドシートは濡れたまま袋に詰め込み。相変わらず風は強いので畳むのもわりと適当、今夜のキャンプでまた使うからいいでしょうと容赦なくしまっちゃうのだ。
積載が終わった時には日も差すようになり、これからまたツーリングに出掛けるわけなので一安心。
地面が雨で濡れた状態なので、ソロサイト出口の急坂を上れるか不安だったもののこれも1速で無事突破。自分カブの運転うまいのかもしれねぇの気持ちにちょっとなった。
余裕をもってチェックアウトし、さらに南方……南房総方面へ出発だ。
国道128号線を走っていきます。基本走りやすい道ですが……海が近く、ちょこちょこ橋の上だったりを走る区間もあったりで、とにかく強風に物理的にも翻弄される!
何度か、カブチヤンごと吹き飛ばされるのではとひやひやする場面もあり、ちっとも気の抜けないツーリング。
ともかく道の駅に立ち寄っていきますが……ツーリング・ドライブルートとして人気があるのか、国道128号線沿いはたくさん道の駅がありまして。
これにすべて立ち寄ると、キャンプ場のチェックインに間に合わないと察し、事前情報で気になった1カ所に絞り込むことに。
やってきたのは道の駅「和田浦 WA・O!」
ここの名物は鯨肉。ちょうどいい時間になったので、昼食にレストランで鯨料理を食べます。
鯨のお刺身と、竜田揚げと、カツ! 3種類の鯨料理が乗ったクジラ丼!
3種個別の定食もあったのですが、同時に味わえる丼を選んで正解でした。どれもうめぇ。
腹ごしらえが済んだら、いよいよ最南端へ!
ここからの道は海が見える区間が多く、そこそこの交通量と広すぎず狭すぎない道幅でとても良い。風がなければなあ!
そしてやってきました、房総半島最南端、野島崎です。
野島崎灯台ものぼれる灯台なのですが、なにぶんすさまじい風ゆえ高所は危険とのことで、参観中止となっていました。無念。
やむなく灯台周辺を散策、波がたか~い!
灯台よりさらに南端に近い岩の上にはベンチも。
眺めは良さそうですが、この手のやつを上るのは元々苦手なのと、風強すぎて怖いのとで自分は断念。
しかしこんな日でも意外とチャレンジャー多いな。
さて、本当はここから南西部にも足を伸ばしたいところでしたが、そろそろキャンプ場に向かわねばということで一気に北上。
内陸の山中、国道410号線を走り、木更津市まで向かいます。
この道は傾斜があったり狭くなるところもあったり急なカーブもあったり、少々気を遣う道ではあるものの、路面は整っているのでわりと楽しむ余裕がありました。山に遮られているおかげか風の影響を受けることもそんなにありませんでしたし。
40kmほどを一気に走って、馬来田駅近くのキャンプ場、「いっせんぼく Camp field」に到着。
旧名の「旧ブルーベリーキャンプノムさん王国」含め、ツーリングサポーターでは出てこないので、馬来田駅を目印にするといいでしょう。
すぐ隣がブルーベリー畑、キャンプサイトは竹林に囲まれた、小さなキャンプ場。けっこう雰囲気好き。
到着時はまだ風の強い時間でしたが、この竹林がガードしてくれるおかげで設営は比較的スムーズにできました。
夕方から夜にかけてようやく風も落ち着いてくれたので、ようやく焚き火ができます。
というわけで、宴の時間じゃあ!
串の方は鹿肉、塊肉に見えるのは鯨の刺身を表面焚き火で炙ったやつ。
ビールは勝浦のブルワリーが作ったペールエール、大漁エール!
アホだから飯が肉とエールしかねぇ!
鹿肉は、どれに似ているかと聞かれると悩むんですが、普通に美味しいお肉。
特にクセも感じませんでした。
個人的には、theHunterとかウルフクエストとかやたら鹿を狩る(人間かオオカミかという立場の違いはあれど)ゲームを遊ぶので、リアルで実際に鹿を食べるという体験自体がけっこう楽しかったり。だからこそジビエの中でいったん鹿を選んだ、というわけです。
鯨の刺身は、赤身の魚の刺身に味・食感似てるかも?
哺乳類の肉なのに不思議。とはいえ、哺乳類の肉を刺身で食べる機会がそうないので、刺身の味といえば魚類のそれになってるというだけかも。
購入した道の駅で推奨されてた食べ方は、まだ半分凍っている状態で薄くスライスしながら食べるというものだったので、その食べ方ができたら感想変わるのではないでしょうか。
冷凍品を持ち歩くにもキャンプツーリングでは限界がねぇ……
大漁エールは柑橘系のフルーティーな味わい。
普段フルーティー系のビールはあまり飲まないのですが、たまにはいいよね。
そうそう、1日目に道の駅「たけゆらの里おおたき」に立ち寄った際、かわいいイノシシのイラストに一目ぼれして新しい保冷バッグを買いました。これに鹿肉も鯨肉も入れてた。
いちおう、ボックス型のソフトクーラーも持ってはいるのですが、積載スペースに限りがあるバイクキャンプの場合はこういう保冷バッグタイプの方が収納しやすいですね。保冷力劣るとはいえ。
これ買う前は、生鮮食品を持ち帰る用に一緒に買うような銀色の保冷バッグを延々使い回していました。
昨日できなかった分を取り戻すかのようにのんびり焚き火を楽しみ、就寝。
おや、前室に何かいるな。
カニだ。
カニ!?
(注・サイトのすぐ横に小川が流れているので、そこを住処としているカニと思われます)
ともかく就寝。
キャンプのときは寝たり起きたりを繰り返しがちなんですが、この日はなぜかぐっすり眠れました。
3日目、帰る日。
朝ごはんを食べて撤収。朝からよく日が照って、テントもグランドシートもしっかり乾いた状態でしまうことができたのは幸い。
まずは近隣の温泉施設で朝風呂、と言いつつ撤収の時間もあったので時間的にはほぼ昼でしたが。
キャンプ後の温泉、気持ちよくて好き。文明世界に帰ってきた心地がします。
温泉施設でお昼ごはんも食べたら、道の駅「あずの里いちはら」に向け出発。
あずの里いちはらでは、併設されているカフェ&ベーカリーでラスクとアイスカフェオレを飲みました。冷たいミルクたっぷりコーヒー牛乳大好き。
その後は、近場の山倉ダムへ。しかし、停められそうなところが一見ファミリー向けのテーマパークしかなく、そしてGW中ゆえその駐車場がものすごく混んでいる様子だったので、カブチヤンから降りずにダムの周囲をぐるっと走って次へ行くことに。
千葉市市街地の車の多い道路でやきもきしながらも道の駅やちよへ。
八千代ふるさとステーションはリニューアル工事のため閉館中だったので、川を挟んで反対にあるやちよ農業交流センターへ。
いちごのジェラートを食べて休憩したら、あとはひたすら帰宅!
……ということで、夕方のうちに帰り着きました。
1日目と3日目に給油を挟み、だいたい500km近くは走った、のかな?
強風で難儀する場面が多かったものの、総合的には充実した遠征になりました。
ただ、キャンプ地への移動を鑑みて南西部、野島崎から西を諦める形となったのが心残り。
帰るだけになる3日目はチェックイン時間を気にする必要がなく、つまり最も時間的に自由であるため、2日目夜のキャンプ地をもっと南西寄りにとってもよかったかもしれません。
1日目夜に滞在したキャンプ場、「REWILD GREEN FIELD CAMP」は、強風のせいでどうにもポテンシャルを発揮しきれなかった感があるのでここも再訪したいところ。ジビエをメインテーマとしたキャンプはけっこうおもしろいなと今回感じたので、また千葉県東部の道の駅でジビエ肉を確保して行きたいです。
キャンプでPDCAサイクルを回すうえで言及したいのは、ヘッドライトの導入。
今回の遠征に先立ち、モンベルのコンパクトヘッドランプを実装しました。
当たり前のことを言うんですが、手で灯りを持たなくて済むの、楽でよい。
あと顔を向けた先が勝手に照らされるのも便利。
明るさも、夜中に管理棟のトイレまでキャンプ場を歩くには十分でした。防災にも役立ちそうですね。
できれば、本格的な夏が来る前にもう一度くらいキャンプに行きたいところ。
でも5月中にはゲムマもあるし、梅雨も近付いてくるし、乗馬にも行きたいしで時間を確保できるかは微妙。
今くらいの気候が1年中続けばいいのに。

















