「長良の魚たちよ!一網打尽じゃい!!」
彼女にウツツを抜かしていたAJ峰が帰ってきた。
若干いつもは見せぬ、どことなくさみしい表情。
後姿には、哀愁さえも漂っている・・・・
それはそうだ。
この日を楽しみに毎日を過ごしてきたのだ。
「遠距離恋愛」。
それは体験した人にしか分らぬ、歯がゆさ&魅力がある。
無論、歯がゆさが勝る時のほうが圧倒的に多いが・・・・
プラス面もある。
久しぶりに会える日の喜びは、何回体験してもたまらないものなのだ。
僕の口から言うのも気恥ずかしい話だが、ドラマや映画の1シーンに似たロマンチックさを感じる。
逢えるのは嬉しいに決まっているが、逢った瞬間から別れが始まる。
とにもかくにも複雑なのだ。
(気になる方は、是非一度お試しあれ!!)
まあ、こんなおセンチな気持ちは、心の奥に締まっておくとしよう!!
男の子ですから・・・・アドレナリンジャンキーですから(関係ないか)・・・・
さて、彼女を無事に岐阜駅に送り、リバーベースに帰宅したわけだが、彼の手に大事にシッカリと握られている紙袋が?!
「彼女に渡せなかったプレゼントなのか、はたまた彼女からの手作りクッキーなのか?」
しかし、そこまでロマンチックな話を継続出来る「AJ峰のアドレナリン日記」ではない!!
ハードボイルドさが売りなのだ!
ここからが本領発揮である。
「果たしてその中身は?」
そうです!こいつです!!念願の「投網」を手に入れたのだ。
しかも、驚く無かれ。
値段は何と驚きの「¥1200」!!!
中古品には違いないが、破れも痛みも無く申し分の無い状態。
「これで長良の魚を一網打尽に・・・・」
僕の念願であった瞬間に一歩近づいた。
嬉しい限りだ。
頬ずりしたい!
枕元に置いて寝たい。
何か長良の川漁師の仲間入りを果たしたみたいで、喜びはひとしお。
早く水面下でキラキラ光る鮎の姿を拝みたいものである!
しかし、まずは投げる練習から開始だ!!
こいつを上手く、最大限に美しい円形に仕上げるのは至難の業。
まさに「職人技」!
これを体得しない事には先へは進めない。
地道に投げ続けるのみ。
暇を見ては特訓する気である。
「いつか皆さんに、お見せできる日を夢見て!!」
「投網」に関する資料探しに余念が無いAJ峰であった。
「一網打尽」=アドレナリンダクダク
幸せ!!

