「アフターファイブの漁師達!巨大ウナギを探せ!!」
仕事は一流!
遊びは超一流!!
この言葉を合言葉に、タイムカードをきっちり定時のPM5:00で押す。
この瞬間僕は自由になる。
BEERを人前であおろうが、透き通った長良にダイブしようが、文句を言われる事はない。
好きな事をやればよい。
当たり前な時間だが、実に良い気分にニンマリ。
「さて何をやろうか?」と思いを巡らす。
何をしても良いだけに、悩みに悩む。
無論、疲れ果てて帰宅し寝る!!
なんてショボイ事はしない。
子供の様にクタクタになるまで体を動かすのが僕流。
常にアドレナリンが放出できる、面白い事を探求しているのだ!!
つまり!アフターファイブを思う存分楽しむ事が、明日からの仕事への活力となるのだ・・・・
そんなこんなで、今晩は「夜ボリ」に出かけようとするか。
(*夜ボリ=夜間、魚が鈍感になった所を、ヘッドランプを使い、手掴みやモリで鮎やウナギ、ドンコなどを捕獲する、川ガキたちにとってドキドキもんの、夢のような行為。)
新人のガクを誘って。
彼は、今年からODSSの新入生として働いている、岐阜出身の21歳。
川馬鹿&釣り吉の僕に引けをとらない、川好きな変わった奴。
ガクについては、今後暇を見て詳しい紹介をしたいと思う。
とにかく魚が好きらしい・・・・
そうそう漁の話だ。
まずは、ウナギ捕獲用の置き針につける「天然のミミズ」を会社の裏であさる。
「都会では最近、めっきりミミズが取れなくなった。」
「おいガク!このミミズデカくて立派だな!!」
そんな話題で僕等は子供の様に盛り上がり、熱く語った。
次は、置き針の仕掛けや、タモ網、蟹かごのチェックを行う。
一服して、夜の帳が下りるのを待つ・・・・
この写真は、こんな至福の瞬間を撮ったものだ。
「今から!行くから魚たちよ待ってろよ~」
そんな気迫が漲り、手にはジンワリと汗が滲む。
夏の夜。
生暖かく、ジメジメと汗が額から滴り落ちる。
こんな時、何故か僕は沸々と体の奥底から、ほとばしるパワーを感じる。
「何かやってやりたい!何かしでかしたい!!」
そんなヤンチャな、ガキんちょのような心が蘇る。
男はいつまで経っても、少年時代が忘れられないのであろうか?
あの懐かしい泥まみれの日々が・・・・
残念ながら今回、大ウナギとの対面は果たせなかった。
しかし、これしきでメゲル僕等ではない。
次に向けて、対策を考える毎日。
そんな時間が、漁師達を一番ゾクゾクさせるのだ。
漆黒の闇に、チラチラと舞うホタル。
「ルルルルルー」と美声を奏でるカジカガエル。
そんな夢のような空間のなか。
僕等の笑い声が谷に響く。
こんな夏の夜はいかがでしょう?
