靴音*短歌〈短歌5首〉トスカーナ料理とワイン食卓を囲む人たち紫陽花のよう三日月に夜を注いでおりましたかんかんかんと鳴らす靴音寿の色のクロスをあしらって覚悟を決めた人の優雅さヨコハマはわたしの故郷みずいろの電車がいつもぼんやりゆれて雨が冷え 氷となって 煌めいた 億千万の吐息をとばす