「卒業」を観た。
名作にも関わらず、今まで観ていなかった。
この映画、ネットのレビューを見るとそこまで高評価ではなかった。
まあ、ストーリー自体も特におもしろいわけではない。
ダスティン・ホフマンの演技とラストシーンがインパクトがあるのだろう。
「卒業」という言葉には色々な意味が込められているのだが・・・笑
私が感じたのは、青年の成長や葛藤とかではなく、その描かれていた世界が現代の日本にダブったことであった。
人生の目的がわからず、悩む若者、夫がいるにも関わらず、若い男を誘惑しようとする人妻、そして自分の娘と妻をとられた中年の夫。
何だか、今の日本を見て、同じような状況の家族は結構いるのではないかと感じた。
人妻と若い男の恋愛でいうと岡田准一と黒木瞳の「東京タワー」が記憶に新しい。
アメリカでは、すでに30~40年前に安定した家族像はすでに崩壊していたのではないか。そして、時代は遅れ、日本もそのような時代になったのでは、と思ってしまった。
そう、安定した家族像ではないのである。だって、夫がいるのに、知り合いの息子に手出す妻だよ(苦笑)
そんなことやりながら、その娘に手を出す男(働いていない)・・・そんな家族の家長である旦那。
そんなんでいいのか!いや、いいはずはない(笑)
本来の家族の在り方よりも、自分の気持ちの方が優先される世界である。リアリティがある。今の日本に。
とまあ、言ってみたが、そもそも、家族も人間の集まり。人間なんてのは愚かでどうしようもないところもあるんだからそれがそもそも自然なのか?
まあ、当時のアメリカの古い慣習からの脱却が言いたかったんでしょうね。