ネコは自力で生き残れ | 裏RIVER STONE STORY

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僕がモテない1000の理由


あー、もー、地震怖い。

余震怖くて眠れなかったのに

ネコは何事も無かったかのように寝てました。

ほんと、大変だった。


…なんと言うか、年末年始は荒れまくってますわ。

あれは年始の神社当番が終わって

タバコの匂いが服に付いて嫌だったので

お風呂に入ってたのさ。

身体暖めればメニエール病も少しはよくなるかも?ってのもある。

さて、お風呂から上がろうかと言う時。

足元が揺れ始めた。

眩暈酷いとこうなるの?

んなわけもなく。

このときスマホは何も騒いでいない。

揺れが酷くなって地震だと気付く。

揺れが収まる気配なく、しかし真っ裸。

地震の中、濡れた身体に服を着るのは大変だった。

この時点で既に何十秒たっただろう。

ネコ達を捕まえて逃げ出せる時間もとれず。

何とか外に出るも揺れはまだ激しく。

隣ンちのばーさんも家から逃げ出していた。

そしてようやく揺れも収まって…

揺れが収まってるウチにばーさんにガスの栓を閉めたか確認して

ここで、ようやくネコ達を捕獲しに行くも

余震はあるし、ネコ達は地震に驚いて行方不明に。

足腰弱ったココと人間に絶大な信頼をおいてるフィだけは逃げ出していなかったが。

しかし何処に匿おうか?車の中?

悩んでる間に津波警報。

確かこの時点でスマホが騒ぎ出した。

さらに県から緊急招集の連絡が…

そーいや、実家は大丈夫かしら?

川の近くだし津波来たらヤバい。

原発はどーなんだ?

地区の班長をやってるけど区から何の連絡もないし、勝手に逃げていい?と思ってたら高台の中学校に避難しろとの伝令。ちなみに市からは連絡がまだないらしい。地区でとりあえず決めたっぽい。

この時点で地震発生から1時間以上経ってたと思う。

揺れもなく静かなもんで、ある程度安全になったかも?

実家は無事みたいだし、自分の家も倒れなかったしネコは捕まえられなかったし、近所の被害も少ないみたいだし、エライ事になった水槽部屋もとりあえず簡単に片して、遅ればせながら緊急招集に応じて、あらかじめ決められてる場所に向かった。

自分、一人暮らしで割と身軽な方だけど、招集に応じるのに2時間近くかかったので、来れる職員ってそんなにいないのでは?と思ったけど、結構な人数が集まってた。

そこから県の対応を待つまでが結構長かったです。待ってる間も眩暈が辛いし、何でもいいから指示をくれ、と。地震発生時もそうだったけど、なんの情報もない状況で行動するのは不安で仕方なかった。

結局、県内では際立った被害が出てないので自宅待機となりまして。

あれだけ揺れて被害が最小限ってのもすごい。

ガラス割れたとか物が倒れたとかはあるけども。

ちなみにその日は余震が怖くて、殆ど眠れず、いつでも逃げ出せるように作業服のまま目だけ閉じて床に転がってた。目を閉じると眩暈が酷い。

ちょっとした余震と、眩暈の区別がつきにくくて辛い。


今回で分かったことはネコ達を捕まえて逃げる余裕はほぼないし、ネコも隠れて見つけ出せない。

あと水槽は地震の被害を拡大させる。


さて、明日もお仕事だー。

年末に職場で酷い事故が起きたので

その対応はどうしていこうか…

人身事故はいつかは起きると思っていた。

自分が事故に遭った方が全然マシだと思った。


ちなみに水槽部屋はこんな感じ。

ガラス蓋は全滅だけど問題ない。

レオパは溺れかけてた。

不思議なのは水槽の上に置いてある鉢植えが一つも落ちてない。プラケースとかも。

書斎?の本なんかは酷いもんだったに。

海水が居間にブチ撒けられてたのは嫌だった。

震度5でこの程ですんだだけ全然マシです。