【ワイン】サヴィニー・レ・ボーヌ1級オー・ジャロン1989 ルイ・シュニュ | 物忘れの多い自分のために~すっかりワイン日記~

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ブルゴーニュ好きの備忘録です(^_^)v

 
昨夜は、近所のスーパーで買ったお総菜をつつきながら、
日本シリーズを観戦。


若めの軽い赤にしようかなぁ、と思ってジブールのACブル
2009を手に取ったんですが、やっぱり第7戦と合わせる
には、ある程度年輪も感じられるワインがいいかなぁ、と
思い直して、こちらを。(^^;ゞ



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サヴィニー・レ・ボーヌ1級オー・ジャロン1989
ルイ・シュニュ


前回開けたのは2010年9月ですから、もう1年以上前に
なるんですねぇ。(^-^;


ルイ・シュニュ姉妹の仕込んだキュヴェでは無く、彼女達の
お爺さんのジャン・シュニュが仕込んだものとのこと。

フランスの法律で、現ドメーヌとしての「ルイ・シュニュ」社では、
前ドメーヌが造ったこのワインは販売することができないの
ですが、「ジュリエット・シュニュ」を運営するクルティエ会社の
扱いとすることによって販売できることが可能となったそうです。


前回も感じましたが、可愛らしく熟成した赤果実はとっても
チャーミングなんですが、他方でヴィンテージの割にだいぶ
枯れ始めた熟成香もあり、人に喩えるなら、60歳を過ぎている
けれど、とってもチャーミングな老婦人、という感じ。


土っぽさ、なめし革のニュアンス、そして鉄っぽさが感じられて、
これがサヴィニーの個性なのかなぁ、というのも前回同様。


時間とともに酸が立ってくると、さらに若やいだ風情が出てきて、
土っぽさも混じる、甘酸っぱいイチゴ味。


力強さは全くありませんが、じわ~っと染みこむような、落ちついた
可愛らしい赤果実のこのワイン、リバーはかなり好みです♪


前回飲んだ時は、もうこれからは枯れていく一方だろうと思って
いたんですが、意外にも、1年前と全然変わらない状態でした。


満足満足。(^_^)v