第十ニ話【ふたり】
【粗筋】

「なんでお前、鷹の団に入ったんだ?」
キャスカの過去が、グリフィスとの出会いが今語られる。そしてグリフィスが何を思い、鷹の団を率いているのか…。時は前後し、崖から落ちたキャスカとガッツは洞窟で身を隠していたのだが、敵の捜索はここにまでおよんできていたのだった。

原作:三浦健太郎
メインキャラクターデザイン:馬越嘉彦
キャラクターデザイン:松原徳弘
シリーズコンセプトアドバイザー:今川泰宏
脚本:大橋志吉
絵コンテ:阿宮正和
演出:阿宮正和
作画監督:千羽由利子

【感想】
今回もとても重要なお話が語られております
キャスカの幼少時代の話、グリフィスとの出会い、そしてグリフィスの胸中までもが語られておりました
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「神々しく、現実味の薄い光景だった
神さまが天使を遣わされた
一瞬、そんな風に思えた」

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グリフィスとの出会いをそう語るキャスカであるが、なるほど、確かにグリフィスにはそう思わしめる絶対的な何かがある…!
鷹の団に入って数年の後、キャスカは信じられないものを目にしたのだが…
「ひいえぇぇ、ググググリフィス様が汚されたぁぁ叫び
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いやぁ、あたし信じたくない、信じたくないっ!
テラスにいるグリフィスは上半身裸で、横には貴族様が\(^o^)/オワタ
あのプライドの塊のような誇り高き崇高なグリフィスが、金のために身を委ねるなんて!
しかしその行為こそ、グリフィスを十分に追い詰めていたこともまた事実
戦で幼い少年の命を失ったグリフィスは、酷く肩を落としていたのだが、身売りの件と重なって、とても自分を追い詰めていたようで、胸中をキャスカに語るシーンでは、このようなセリフが出ておりました

「けがらわしいか?
俺はね、キャスカ…俺の采配で命を落とした仲間たちに何ら責任を感じてはいないよ。
なぜなら…それはあいつらが自分自身で選んだ戦いなのだから。
俺がそうであるように…。
でももしあいつらのために、死者たちのために、俺になにかしてやれることがあるとしたら、それは
『勝つこと!!!』
あいつらが、命をかけてまでしがみついた俺の夢を成し遂げるために勝ち続けることだ!
俺の夢はあいつらの屍の上に立つことでしか実現できない、所詮血ぬられた夢だ!!
そのことで後悔や後ろめたさはない。
ただ、何千、何百の命をかけながら、自分だけ汚れずにいられるほど、それほど俺の夢はたやすく手に入るものではないんだ!!」


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そう語りながら、己を抱き締めた腕に力をこめ、爪で皮膚を引き裂き、血が流れ出るほど何かに耐えて事実を語るグリフィスの姿、あぁ見ていられないっ( ノД`)シクシク…
長い語りだが、モリモリ本当すげーわ、抑揚の付け方、感情の起伏、嫌悪、怒り、衝動、そういう感情のもろもろを見事表現しきっている、本当このシーン、寒気がしました
潔癖であるグリフィスが、己の矛盾に葛藤して苦しむ様を、見事モリモリ表現してたと思う!
また色遣いが極端に薄く、独特の色彩で描かれているため、グリフィスがまるで夢の住人であるかのごとく、はたしてこれは現実に起こりえた事なのか?と白昼夢に思えるほど、おぼろげな光景でもありました…
この時出てきたお貴族様ですが、この人、『第十六話:勝利者』で、出てきます
やはりグリフィスに御執心ですが、あの時の屈辱は死をもって購わせることになるわけです…
グリフィスの汚点ともいえるこの出来事を消し去ることはできないが、少し溜飲がさがったのもまた事実ww

第十三話【決死行】予告
剣を振るう事 それは生きるための証
夢を紡ぎ 野望を積み上げ それでも零れてしまう純粋なもの
誰かのために剣を振るうもの ただ己のために剣を振るうもの
その果てにあるものは 本当に喜びなのだろうか



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第十話【貴きもの】
【粗筋】

再び戦場に赴くことになった鷹の団。出立前にシャルロットから手渡された者は、もつものを再び巡り合わせてくれるロードストーンで出来た人形であった…。そして戦場では、激しい攻防の中、キャスカは体調不良も重なって敵将アドンに追い詰められるも、ガッツに助けられ…。しかしアドンの放った矢がガッツに刺さり、キャスカを助けようとしたガッツともども崖の下に転落してしまったのであった。

原作:三浦健太郎
メインキャラクターデザイン:馬越嘉彦
キャラクターデザイン:松原徳弘
シリーズコンセプトアドバイザー:今川泰宏
脚本:冨岡泰宏
絵コンテ:岡野ゆきお
演出:松村康弘
作画監督:渡辺和夫

【感想】
切ない…
ロードストーンで作られた人形をグリフィスに手渡すシャルロット
$BLCD&BL小説 感想(レビュー)日記
その様子を物陰から見つめるキャスカ
どれほどグリフィスに憧憬を抱こうが、その想いは決して報われることはないのだ…
キャスカとシャルロットのこの一瞬の邂逅が、のちにグリフィス奪還の際にあいまみえたその瞬間へと繋がるのであるが、それはまた後の話…。
「出立!!」
と叫ぶグリフィスの雄々しさときたらっ!
$BLCD&BL小説 感想(レビュー)日記
声の張り方、響きもモリモリ上手すぎだべ、あぁモリモリ本当好きだっ!
対アドン戦、笑っちゃいけないが可笑しくて
「我がコボルイッツ家に伝わる伝統の×××…」の蘊蓄が毎度適度な笑いを誘発してくれるわけだが(笑)今回は、ガッツの一刀両断差加減が光り輝いていて、マジで吹き出した!!!
「とう!」っとばかりにアドンの頭めがけて一太刀www
おかしい~!
キャスカの体調不良の原因は、女性特有の月のもののせいなのであるが、周りはだれも気づいてなくてあせる
アドン戦で追いつめられたキャスカを助けたガッツであるが、貧血ゆえに崖底へ落ちかけたキャスカを助けるべく手を差し伸べるも、そこの矢がはなたれ、共に転落してしまい…
高熱で意識を失うキャスカを抱いて、温めるガッツの優しさ
触れる手のひらから、ガッツの思いやりが見えますな
このあたりから、ガッツの中でもキャスカに対する何かが動き始めているような気がする~
「女って大変だな」というそのつぶやきの通り、女性には脆弱な部分も確かにあります
1000人隊を担うキャスカにも、その弱さは確かにあって、でもそこを詰るのではなく、優しさでもって守ろうとするガッツの姿にキュンときました
$BLCD&BL小説 感想(レビュー)日記
普段「グリフィスさまー!ドキドキと叫んでいる私ですが、ガッツも好きなんですよドキドキ

第十ニ話【ふたり】予告
誰かのために生きるものは 己の血を流さざるを得ない
叶わぬ想いに殉ずるものは 己の涙をこぼさずには済まされない
夢も希望も 死も絶望も
全てを信じて受け入れることに
人は 生きると云う事を見出すのだろうか



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第十話【貴きもの】
【粗筋】

「生まれてしまったから仕方なくただ生きる、そんな生き方、俺には耐えられない」
グリフィスの極秘依頼を受け、ユリウス暗殺を果たしたガッツであったが、殺すつもりのなかった息子アドニスまで殺めてしまう。敵襲を受け満身創痍で脱出に成功し、グリフィスを求め向かった先で見たもの、それはシャルロットと【友】について語り合う姿であった…。一体自分はいったい何のために剣を振るっているのだろうか。

原作:三浦健太郎
メインキャラクターデザイン:馬越嘉彦
キャラクターデザイン:松原徳弘
シリーズコンセプトアドバイザー:今川泰宏
脚本:藤田伸三
絵コンテ:菊池一仁
演出:岡﨑幸男
作画監督:馬越嘉彦

【感想】
コレ、これですよ、このグリフィスの口から語られた【友】とはどういうものか、どうあるべきあ、その言葉こそが、今後のガッツの身の振り方を変えてしまい、ひいてはグリフィス自身の破滅に繋がるのである
よって今回は超大事なお話の回だよ!!
ユリウス暗殺もさることながら、アドニスを殺めてしまったのは辛かった
苦しそうに手を差し伸べるアドニスの手を握るガッツであるが、このシーン本当可哀想で見てられないあせる
$BLCD&BL小説 感想(レビュー)日記
矢傷を負って心身ともにボロボロになったガッツが目にしたもの
それは優雅に夜会でシャルロットと語らうグリフィスの姿であった…
$BLCD&BL小説 感想(レビュー)日記

今回特筆すべきは、その「対比」にあると思います
一方は、命令されて暗殺を行い、深手を負って満身創痍、かたや一方は正装に身を包み、安全極まりない場所で、優雅にお姫様とお喋り…
惨めである、いくらグリフィスの命令といえども、惨めである…
おそらく「シャルロット」はグリフィスにとっては「夢」を手に入れるための踏み台にすぎないと思うのです
もし崖からガッツとシャルロットがぶら下がっていたら、グフィリスは何の躊躇もなくガッツを助けるのでは??
それほどに、ガッツに対する友情は、その域を大きく超えて、かけがえのない存在になっているかと!!

グリフィスにとって【友】とは【夢】一体どういう存在なのか
$BLCD&BL小説 感想(レビュー)日記
「誰のためでもない、自分が自分自身のためになす【夢】
【夢】と云う名の神の、「殉教者」としての一生を…
生まれてしまったから仕方なくただ生きる、そんな生き方、俺には耐えられない」

これを聞いてしまった時のガッツの衝撃ときたら…あせる
$BLCD&BL小説 感想(レビュー)日記
「私にとって友とは、決して人の夢に縋ったりはしない、
誰にも強いられることなく、自分の生きる理由は自分で定め進んでいいくもの
そして その夢を踏みにじるものがあれば
全身全霊をかけて立ち向かおう
たとえそれが 私自身であったとしても
私にとって友とは、そんな対等なもだと思っています」

ガーン\(^o^)/オワタ ガッツが決意を固めた瞬間だよコレしょぼん
この時の効果音もまさに「ガビーン!!!」って感じで、「今何かが壊れた」みたいな雰囲気で、二人が袂を分かつ瞬間だっていうのが、よくわかる…
友とは何かを語るグリフィスの燦然たるこの姿と、ガッツの対比が悲しい…
$BLCD&BL小説 感想(レビュー)日記

そしてユリウスの訃報を耳にしたグリフィス、わっるー!めっちゃ悪い顔してるー!!
清廉潔白なあのグリフィスが、穢れていく~
しかし後に語られるが、グリフィスは鷹の団を守るために、プライドを投げ捨てるに等しい行為を受け入れたことがあるため、こんなこと彼にとっては、なんてことないのかもしれませんな…
出立前に、フォス大臣と会話するシーンがあるのですが、このシーンも怖すぎる
この目があった瞬間に、グリフィスはまた一つの確信を得たのであった…
恐いわ、怖い、グリフィス怖いよ~
ユリウスの時と同じくらい怖いよ
てかこの「目」(瞳孔の周りがグルグル)になった時のグリフィスは本当にヤバイんです
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第十一話【合戦】予告
この世の中で 人の心ほど移ろいやすいものはない
ましてや 愛しさの思いへと沈んで行くのを
押しとどめることなど 出来はしない
惹かれることが喜びならば
破滅することもまた 
抗いがたい魅惑なのだろうか



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第九話【暗殺】
【粗筋】

「高くついたなぁ…、この、『薬』は…」
王宮で毎年開催される「秋の狩り」の特別警護を任された鷹の団であったが、そこにはユリウス将軍の魔の手が迫っていた。そんな折、シャルロット姫の馬が暴走を起こし?!無事に助けたグリフィスであったが、そこに1本の毒矢が放たれた…!?そしてそれはグリフィスの胸に刺さり…?!ことの顛末を全て知ったグリフィスはガッツにある仕事を依頼した…。

原作:三浦健太郎
メインキャラクターデザイン:馬越嘉彦
キャラクターデザイン:松原徳弘
シリーズコンセプトアドバイザー:今川泰宏
脚本:米村正ニ
絵コンテ:日色如夏
演出:日色如夏
作画監督:飯田宏義

【感想】
狩りに怯えるシャルロットをいたわり、葉っぱで笛を吹いて優しさを見せるグリフィス
きぃえぇ~!!シャルロットめぇぇ、グリフィスから、はーなーーれーーろーー!!という私の痛いモノローグはこの際おいておいてぇ(汗)
今回の一番の見せ場は、刺客によって放たれた矢が、グリフィスを直撃したこのシーン
$BLCD&BL小説 感想(レビュー)日記
しかしグリフィスは『覇王の卵』に選ばれし者
その「凶運」たるや、生半可なものではございません
見事ベッチーが守ってくりゃった(玉葉様風に…)
$BLCD&BL小説 感想(レビュー)日記
誰が犯人か、この地点ですでに勘づいているグリフィスのその目の迫力は、筆舌に尽くしがたいものがあった…
$BLCD&BL小説 感想(レビュー)日記
こえええぇぇ、怖すぎだろグリフィス!
その視線は正に、今から獲物を狩らんとす、「猛禽類」すなわち【鷹】の目そのものではないですかぁぁ!!!
「高くついたなぁ…、この、『薬』は…」
$BLCD&BL小説 感想(レビュー)日記
このセリフからも、この薬の代価は『お前の命で贖って貰う』というグリフィスの容赦ない一面が垣間見えるというもの
ゾクゾクしますな
この夜、グリフィスはガッツにある依頼をします
「お前に、ある男を殺して貰いたいんだ」
それはミッドランド第二王位継承権者、国王の弟「ユリウス」その人であった…
少しずつ、グリフィスの残忍な部分が見え始めた今回のお話
やはり、面白いとしかいいようがない件…

第十話【貴きもの】予告
夢 人は誰でも 夢にこいこがれている
夢に生かされ 夢に苦しみ
例え その夢に滅ぼされることになったとしても
人は 夢を捨てることが出来ない
この世の中で 夢以上に確かな物を
人は 持っているのだろうか



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第八話【陰謀】
【粗筋】

「鉄壁の牙城を崩す…」
川を渡り、城の後方から忍び込み、時を同じくしてガッツ率いる斬り込み隊は、城正面より侵入を果たした。一方、ミッドランドの城内では、フォス大臣が国王の弟であるユリウス将軍に、「秋の狩」を利用した暗殺計画を持ちかけていた…。

原作:三浦健太郎
メインキャラクターデザイン:馬越嘉彦
キャラクターデザイン:松原徳弘
シリーズコンセプトアドバイザー:今川泰宏
脚本:板倉真琴
絵コンテ:仁賀緑朗
演出:吉川浩司
作画監督:平山英嗣

【感想】
先に砦に侵入を果たしたガッツであるが、正門ではグリフィス率いる【鷹の団】が待ち構えている
早く突入したいコルカス達に対し、
「合図があるまで待つんだ…」
と答えたグリフィス…
「それほどまでガッツを信じているのか?」
というキャスカのモノローグからも、グリフィスのガッツへ対する絶対的な信頼度が自ずと見えてくる
砦の中で合流を果たしたガッツとグリフィスの、この阿吽の呼吸の剣さばき…!!
$BLCD&BL小説 感想(レビュー)日記
チラリと視線を交わし合い、この瞬間に心の中に生じた感情は、おそらく二人同じものであったのではないだろうか?

卑怯なアドンはさておき(笑)この要塞を攻略できた成果は計り知れない
さすが【鷹の団】、さすが【グリフィス】アップ
今回の成果が認められ、グリフィスはミッドランド国王によって、とうとう
【騎士】
に昇格したのであった
$BLCD&BL小説 感想(レビュー)日記
『国』を手に入れるその夢にまた一歩近づき、常に【極み】を望むグリフィスの野心…
ゾクゾクするー!!

第九話【暗殺】予告
嫉みと憎しみほど 果てしなく深いものはない
人はその深い闇の中で 罪の重さに抗いながら 生きていく
この世では 誰かを愛しく思う事さえ
逃れられない 罪なのだろうか



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