しばらく書いてなかったので続けて更新していきます。


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2/18、渋谷のライブハウスを借り切って行われたYATSUI FES2012。
直前まで行く気がなかったのですが、チケットを譲っていただけることに。

もうずいぶん前なのであまり細かいことは覚えていないのですが、
開演からの流れ。
シトンダー→レキシ→ラウンジ→エレ片→マキタスポーツ
RAM RIDER→ニッチャメン→ヒダカトオル→お笑い
ラウンジ→カジヒデキ→曽我部恵一BAND→ラウンジ
ティエラトムレイ→DJやついいちろう

という感じでした、たぶん。
合間合間でラウンジでいろんな方とお話したり、
帰りぎわにマークと遭遇したり
(お互い居ると思わなくてびっくり)
颯爽とあるくいっさんを見かけたり
duoにいた庄司さんに気付いていただいたりと
楽しい一日でした。

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うそをついたその口で
うそつきはきらいだと言ったことがある。

「どうやらすぐそこまで来ているらしい」

乾いたくちびるが音をたてた。
所在なさげににじむ血を舌で舐めとりながら、その言葉をきいた。

「すぐそこまで?」
「すぐそこだ」

言われてはじめて耳をすますのだが、足音もなければ空気の揺れるのも感じない。
万が一にすぐそこまで来ているものが幽霊だったとしたらコトだが、
生まれてこのかた、そのたぐいのものに遭遇した経験もないので
ぼくにとっては河童やツチノコと変わらない、物語の中だけで生きる(生きてはいないけれど)存在だ。

「いったいなにが」
「・・・」
「ねえ」
「しっ」

もっともらしく人差し指をくちびるに添え、ぼくを睨んでいる。
三白眼ぎみの大きな目をぎょろりと動かして、ゆっくりとまばたきをし、それからため息。

「ほら、きみがうるさいから」
「どういうこと」
「わからないなら黙って」

理不尽な言葉にがくぜんとしながらぼくはまた煙草に火をつける。
どれくらいの間ここに立っているのか定かではないが、
足元に転がった吸いがらを見るとすくなくとも2時間は経っているようだ。
幕を引いたような暗闇で、きみの横顔をてらすオレンジの火種。
息を吸って、吐いて、何度目かの質問を飲みこむ。

いったいぼくらは何を待っているんだ?