中学生の皆さんは、高校までのいわゆる学校で学ぶことを『勉強』(本来は『学習』ですが、敢えてここではこう定義します)、大学で学ぶことを『研究』というのをご存知ですか?
平たく言えば、大学で研究するために必要な基礎知識を習得するための作業を『勉強』と言っているわけです。
ここでいう『勉強』は狭義であって、学校はその狭義通りに『勉強』という言葉を使い、子供が将来どの方面に進んで研究しようとしても困らないように一通り見せているのです。
ですから結果として必要のない科目は出てきますし、人によってそれは違いますから、これは仕組み上、仕方のないことです。
ただ、人が生きていく上でどうしても必要な教科もあります。
それは『読み・書き・そろばん』という言葉に集約される算数・国語の知識です。
ここに最近では『英語]』と。『プログラミング』というPC(ワード・エクセル・パワポ等)の使い方が加わり、今の小学生や、小学校の先生は大変だと思います。
今回はその『読み・書き・そろばん』に絞って書いていきます。
この『読み・書き・そろばん』という重要科目は昔は『手習い』と言われていたように、実際に自らが手を動かし、能動的に答えを導き出していくという極めてアナログチックな作業です。
便利な環境が最初から整っている今のお子さんの基礎学力が低下していると言われているのは、このアナログチックな作業を、勉強以外に経験する機会がないことが原因ではないかと我々は考えています。
現代は、
・ 計算は数値を入力すればエクセルが勝手に答えを出してくれる
・ 友達に連絡するのでも文面を打とうと思えば、使う候補の漢字や文面が出てそれを選ぶだけで済む
・ 電話をするのでも番号が登録されていますから、番号も覚える必要もない
・ 時間を知るのもデジタル時計の数字さえ読みとれば何時何分か考えなくてもわかる
・ 友達と遊ぶにしても外遊びは少なく、ゲーム機でたくさんのソフトの中から選んで遊ぶことが多い
そんな便利極まりない時代です。
外で体を使うにしても、サッカーや野球やバスケ等のようなルールのあるスポーツがメインで、自らが進んでルールを決めるような新しい遊びをすることはほとんどないと思います。
ボーリングですら自動的にスコアが計算されて表示されてしまうのですから、今の子供はスコアの書き方を覚えなくて済んでしまっています。
たいていのことはインターフェイスを指で操作してしまえば済んでしまう時代。
その扱い方を覚えることはとても大事なことです。
今や学校の連絡事項ですらLINEやメールで配信される時代ですから。
ただ、今回話題にしている『読み・書き・そろばん』は自分の能動でしか結果が出ないという点において、今の子供達には不便極まりないものなのです。
自動的に計算してくれるエクセルや忘れないように記憶する記録媒体は使えず、スマホの漢字候補もなく、時計の針の差す時刻を読まなくてはならないのですから。
自らが書いて考えていくしか答えが導き出せないという意味において『勉強』は極めてアナログチックなものであり、その書いて考えるという作業をする機会が勉強以外にはできなくなっている今だからこそ、勉強くらいはちゃんと書いて考える必要があるのではないかと我々は思うのです。
今は書いて考えるという作業と、機器を扱える作業のどちらも必要な時代ですから、書いて考えるという作業を意識して増やしていくことが大事です!!
進学塾ライバルは、1995年創立以来、この『書いて考える』を最も重視してお子様に教えています。
この続きはまた明日の記事で。
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