続きです。

 

前回は併願する私立高校の決め方について書いてきましたが、今回と次回で、その説明会と個別相談に参加する際の注意点などについて書いていきます。

 

10月上旬までは前述の通り判定材料が揃っていないため、私立高校は説明会のみの開催となり、10月の北辰テストが返却されると、説明会・個別相談が同じ日に開催されるというのが普通です。

 

これらへの参加の方法は高校によって異なるので、各高校のHPにアクセスして必ず確認するようにして下さい。そして、これらにはできるだけ親子で参加して下さい

☆説明会の注意点

 

説明会は、自校を受験生・保護者に直接アピールできるイベントです。ですから、学校の沿革・授業方針・進学実績等を一通り説明して、施設見学を行ったりします。高校によってはお子様向けの模擬授業を開催する場合もあります。

 

ここで1番入手しておきたい情報は合格基準です。

 

最近の私立高校はいろいろなコースや類型が設けており、しかも、基準がそれぞれ異なりますまた、単願・併願でも基準が異なります

 

説明会に参加したら、親子でメモをとる練習をして、帰宅後、親子でメモを付き合わせて、お子さんのメモの精度をみて下さいお子さんのメモの精度が親御さんの満足のいく状態になったら、最悪、同日開催されることになった2校の説明会を親子で手分けして参加できるようになります。

 

説明会は、お子様のメモ力を上げるのに大事な機会だと考えて下さい。また、お子様を学校や、先生に慣れさせるいい機会と考えて、できるだけ高校の先生と話をさせて下さい。質問は何でもかまいません。

話をすることが大事です。この経験が後の個別相談に活きてきます

 

次回は、個別相談における注意点についてです。