早稲田の院生だったO君が、後輩のためにと置いていった本です。
優秀な彼の推薦図書なので、私も読んでみました。
なるほどね~。確かに、良い本です。
メディアで繰り広げられている「議論」と呼ばれるものの多くは、議論などになっていないことの方が多かったりします。
議論は、議論することによって自分の主張することを変える準備ができたもの同士の間でしか、意味をなさない。最初から結論を決め込んで、後付けで理由を探しているようなものは、話にならない。
言論界の不毛は、実はずいぶん昔からの現象だと思います。教えている立場の人間からすると、子供たちがその影響を受けているのがよくわかる。
お願いだから、もう少し成熟した討論を見本として見せてもらいたいものです。
こうしたところに切り込んでいるのが、この本です。
内容的には、中学生でも手を出してもらいたいけれども……難しいか。高校生くらいならば、でも、ついていけないといけないでしょう。
でも、本当はオトナが読まなければいけないタイプの内容です。
夏の読書に、いかが?
