『鬼平犯科帳 本所・桜屋敷』
地上波初放送は6日だったのですが、諸事情で11日放送分を見ました。
新キャストでの鬼平。
現・松本幸四郎さん、声を低くした決め台詞は、
とても先代の鬼平・中村吉右衛門さんに似ている。
そこは良い。
だけど、他のところ、全部軽い。なんかふわふわしてる。
全然ダメ。
鬼平はもっとかっこいい。
特に殺陣が下手なのが本当にダメ。
鬼平は強い設定なので、殺陣はうまくないと見てて辛いです。
いやほんと厳しいことを言って申し訳ないんですが、
他のキャストがむちゃくちゃ良い、
今の時代劇を作るのに最高のキャスト陣そろえてきた、って感じなのに、
だからこそ、主役のダメさ加減が目立ってしまって…。
本当にもったいないです。
中村吉右衛門さんは、40歳の時に鬼平のオファーを受けて、
貫禄が足りないと一度断り、45歳で引き受けたというエピソードがあるのですが、
松本幸四郎さん、もう50歳過ぎてるんですが、まだそんな歳には見えないし、
貫禄が足りない感じがします。
長谷川平蔵、たぶん50歳より若いと思うのですが、
昔の人って今の人よりずっと早熟なので、
もっと年上の人を演じるつもりで演じて、
ちょうどいいぐらいなんじゃないでしょうか?
うさぎ(浅利陽介)がちゃんとかわいかったので、よかったです。
『君とゆきて咲く~新選組青春録~』
とりあえずカップルが二組できそうな感じですが…、
いや違うよね? これ、そんな話じゃないよね?
だって一話目冒頭の二人、斬りあってたものね?
いろいろ思うところはありますが、エンディングの彼らがとても楽しそうなので、
本人たちが嫌々やっているわけではないのなら、まあいいかな。
いまだに近藤と土方の顔が覚えられないのが、難点ですが(笑)。
『光る君へ』
道長(柄本佑)、右大臣に。
一条天皇(塩野瑛久)に関白の位を望むかと聞かれ、
関白になると陣の定め(会議)に出られないのでと、断る道長。
いい政治してますやん。
まひろ(吉高由里子)が科挙を理想の制度のように思っていますが、
完全に誰でも受けられる試験ではなく、女性は無理だったはず…。
もし当時の日本に導入されたとしても、
やっぱり「そなたが男であれば…」って言われたと思いますよ。
『君とゆきて咲く』ほどではないのですが、
こっちも似た感じの美男が多くて、これ誰だっけ?がたまにあります。
映画『碁盤切り』の公開が17日から始まります。
主演は稲垣吾郎さん。
公式サイトはこちら→映画『碁盤斬り』公式サイト (gobangiri-movie.com)
まだ鬼平も見れていないので、見に行けるのは少し先になりそうです。
あぶ刑事も見たいし、忙しいです。
この話は書こうか迷ったのですが、
連日ニュースに上がる、栃木県の河川敷で焼死体が発見された事件。
この実行犯と思われる二人の容疑者のうちの一人、若山耀人氏。
『軍師官兵衛』他、子役として時代劇によく出演しており、
このブログでも何度も取り上げていました。
りりしくかわいい顔立ちで、とても時代劇が似合う役者さんでしたので、
将来を期待しておりました。
今回の事件、とても残念です。