『鎌倉殿の13人』

北条家の国を巻き込んだ内輪もめも、いよいよ最終段階。

内容が濃かったのか、45分がすごく早く感じられました。

 

まずは前哨戦。

泰時(坂口健太郎)を実朝(柿澤勇人)の側近から自分の元へと呼び寄せた

義時(小栗旬)。

浮かない顔の泰時に、「もっと晴れやかな顔をしろ」と。

一方、義時との溝が深まる時政(坂東彌十郎)は、

時房(瀬戸康史)に、どっちの味方かと尋ねる。

いつものにこにこ顔を崩さない時房に、時政は「腹立つ顔だなぁ」と。

 

実朝は、和田家でのひとときを忘れられないようで、

またもお忍びでおでかけ。

和田義盛(横田栄司)は、上総広常(佐藤浩市)の逸話を自分のことのように話し、

巴(秋元才加)につっこまれる。

和田、そんなに広常に憧れていたんですか。

 

時政の謀反の計画を聞いて相談している義時と政子(小池栄子)の前に現れた

時政本人。

久々の親子の団らんで、時政が歌いだしのが、

今回のサブタイトル「オンベレブンビンバ」

前回の予告の時から、何語?意味は?と気になっていたのですが、

まさか大姫のまじないの言葉の覚え間違いだったとは、思いもしませんでした。

 

 

BS朝日で放送された『無用庵隠居修業6』も見ました。

隠居した半兵衛(水谷豊)の息子・新太郎(田中偉登)は、

書院番として真面目に働く中、

老中・松平定信(杉本哲太)を追い落としたい水野忠友(山下禎啓)の陰謀に

巻き込まれ、無実の罪で命を落としかけます。

原因となったのは、定信の息子で、新太郎の上役となった定行(矢野聖人)の乱行。

定行もはめられていたのですが、それを知った定信に手打ちにされそうに…

…この息子が騙されて罪を犯したのに気づかず息子を成敗する父親役、

杉本哲太さん、必殺でも演じてたのでは?(2020年版でした)

 

とまあ、なかなか大変な危機の内容だったのですが、

そのこともあり、半兵衛は奈津(檀れい)に、改めて告白。

そばにいてほしい、一緒に暮らしたい、と。

半兵衛、やっと奈津さんを名実ともに妻にする覚悟を決めました。

 

ところで、新太郎を救う望みの綱だった証人の格之助(永井大)、

いなくなった妻子を探しに姿を消してから、もしかして数日経っていたのですか?

現れた時、旅装束でしたが、妻は実家に帰っていたんですか?

女子供と、現役武士の足じゃ、すぐに追いつけそうなんですが…。

病弱の子どもも、旅できるぐらいなら、半兵衛が心配しなくても治っているのでは?